人生における「最高に良いこと」と「最低に嫌なこと」

懇意にさせていただいている上場企業の創業者の話でハッとさせられたのでここに綴りたいと思います。

人生において割と重要な考え方やな、と感じることです。

人生において最高に良いこと

「人生において最高なことってなんだろう?」

と考えることは人間誰しもあって、人によってそれは様々だと思います。

 

超お金持ちになって島を買う、女性を囲って豪遊する、美味しいものをたらふく食べる、好きなものを好きなだけ買う、考えればキリがないことだと思います。

 

ただ、その逆の考えを持つケースってほとんどないよな?

ってことを気付かされたわけです。

人生で最低なことってなんだろう?と。

 

人生において最悪に嫌なこと

ふむ。では人生において最悪なことってなんやろうと考えた時に

私は安易に

・借金を抱えた時

・起業が失敗して大恥かいた時

・浮気がばれて離婚

とか諸々考えが浮かんだのですが、創業者の方いわく上記の事象はどれも最悪ではないと一蹴されてしまいました。

 

「いやいやいや、最悪でしょうよ笑」と反論はしてみたもののすべて理路整然と打ち消されました。

 

借金なんてせいぜい人の与信限度決まっているわけだから、いっても1人500万円くらいのの借金。

起業失敗なんてのも、やった失敗なら誰も責めないしそれどころか次にどうすればいいかきっかけがつかめる。

浮気がばれて離婚、一時的にはしんどいかもやけど今時日本何人離婚すんねん?女の人何人おる?再婚できるでしょ。

と、見事に打ち消されました。

 

なるほど。それでは一体何が人生において最悪なことなのか?

主に2つ。

 

・初老に差し掛かり、あと20年今の仕事を毎日欠かさず続けていかなければならないと、ふと認識すること

・若い時に「こいつには勝ってるだろ」と思っていた身内の人間に、気づけば足元にも及ばなくなっていること

これは私の意見ではなく、その創業者の方が様々な人間を見てきて思い至った結論であるそうです。

追記:当時この話を聞いていた時はふーんとしか思っていなかったのですが、今になって意味がようやくわかって来ました。

どんどん若い世代が力をつけて来て、うかうかしていられないなと。創業者が言っていたことは本当なんだろうなと最近感じます。

①から見ていくと、「自分はいつか事業を興す、可能性は無限にある」

そう言い聞かせつつも、最終的には月給に縛られたリーマンで60年の生活を終えていく虚しさに気づいた時、ひどく人生を悔やむようになるそうです。

あの時挑戦していれば」という後悔は日々部下へのしょーもない酒の席での武勇伝に変わり、自己承認欲を満たす道具になりさがるらしいです。

 

次に②ですが、これが一番よく起こりうることで精神的に”クる”らしいです。

高校、大学、社会人とこいつには負けないな、という人に出会った経験は誰にでもあると思うのですが、自分が見下していた人間がいつの間にか財をなしたり、名声を得たりしているとひどく悔しい気持ちになるそうです。

ただそれは、俺にもできたのに…と過去行動に出なかった自己を責める気持ちと努力を怠った自分への嫌悪感からくる感情です。

 

最後に

とまあ、ここまで人生における最悪なことってなんやろって話をしたのですが、

共感・不共感いろいろ意見はあると思います。

 

でも、私もこの意見には賛成でこのまま自分の可能性やらを過大評価して今の人生に満足してたら、クソみたいなノーバリューのゴミムシで終わってしまうなという危機感を強く感じます。

後悔だけはないように今日できること、そして継続的に自身の夢を叶えるためにできることを「俺はこれだけやったんだ、だから後悔はない」

と胸を張っておっさんになっても言えるように1日1日生きていきます。

 

P.S. そして最近起業し、まさに今!夢に向かって現在進行中です。稼ぎます!!

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