私、なべわかしは根っからのコナンファンで、漫画は全巻家に揃え、コナンの映画公開時は必ず映画館に2回は観に行くというルーティーンを課しています。
特に映画版コナンには目がなくてDVDを買い揃えてしまうというほど熱中しており、中でも「ベイカーストリートの亡霊」「迷宮の十字路」は大好きすぎてDVDがすり減るほど何回も見直しております。
そんな中、ある日冷静な気持ちで映画版コナンを観ていると、あることに気が付いてしまいました。
それは、コナン映画版の犯人の動機が毎回かなりぶっ飛んでいるということ。
この記事をご覧の方の多くは、コナンの映画は観たことがある方が大多数だと推察されますので、もうお気づきかもしれませんが、映画のスケール感に圧倒されて気付きにくいものの、毎回犯人たちの動機が本当にぶっとんでいます。
なぜ、みんな冷静に突っ込まないの!?というぐらい常人には理解しがたい動機が多過ぎるのです。
というわけで、今回映画版コナンの犯人たちのぶっ飛んだ殺害動機を改めてまとめてみました。
文面に起こしてみるとさらに一層シュールで笑えます。
コナンシリーズをこれから見ようとしている方、ネタバレが含まれますので「おい!やめろよ!」って方はそっとこのページを閉じてくださいませ。
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名探偵コナン 時計仕掛けの摩天楼
まずは第1作目。
コナン映画の全てはここから始まったんですね。DVDの出だしも「あのコナンが映画になった!!」ですからね、めちゃくちゃコナン黎明期を感じます。うーん感慨深い。
そんな初代の名探偵コナン映画の犯人様の動機はコチラ!
え?軽薄すぎない?
ご本人は確かに思い入れが強かったのかもしれないですが、こんな理由で建物とかビルとかガンガン爆破されたら、流石にきついっすわ、モリヤテイシさん…
世の中アシンメトリーなことだらけだぜ?
シンメトリーが好きすぎて、ご自身のお名前も左右対称になるように改名したんだとか…
もうここまでくるとマジキチだよあんた。
でもコナンの犯人としては割と好きな部類に入る「素直に投降せずに争うタイプ」それが森谷さんです。
名探偵コナン 14番目のターゲット
さあ、どんどん行きましょう。次は2作目14番目のターゲット。
毛利小五郎の奥さんである妃英理姉さんや、白鳥刑事(まだちょっと怪しいミステリアスキャラ設定が続いていた時代、懐かしい)のキャラオールスターが出てきて非常に見応えのある映画ですね。
コナンと蘭の貴重なキスシーンや、毛利と妃英理の過去の話も収録されているので、非常に見応えのあるお腹いっぱいの映画です。くううう、たまらん!
そんな名探偵コナン14番目のターゲットの犯人様の殺害の動機はこちら!
百歩譲って前者はいいよ。後者ダメだろ…
そんでもってなんでトランプ?
愉快犯に仕立てたかったのもだろうけど、そんなことせずにもっと他に目立たないやり方あっただろうに…
トランプの数字が入ってるから殺されるってたまらんで…
沢木さんは作中では非常に表情豊かに躍動します。最初は大人しい感じのキャラに見えるのに、徐々にマジキチになっていく様が本当に見ものです。
でもやっぱり、殺人はダメだよ沢木さん。
名探偵コナン世紀末の魔術師
名探偵コナンシリーズの中でも忘れられがちな作品、世紀末の魔術師。
怪盗キッドに、服部平次、和葉ちゃんなど豪華キャラが勢揃いなのにコナンファンの間ではあまり話題に上がってこない作品です。(なんでなんだ?)
そんな名探偵コナンの魔術師の犯人の動機がこちら!
いやー、先祖の恨みですか。
そんなんだから戦争がなくならなんだよ。復讐の連鎖は誰かが止めなきゃ。
それだけのために毎回毎回標的の右目を律儀に撃ち抜いて…美しい容姿とは裏腹にえげつない殺し方をしますね青蘭(スコーピオン)さん…
クライマックスの燃え盛る炎の中で微笑む青蘭さん。ラスボス感半端ねえっす。
この作品で印象的なのは、いつの間にか青蘭さんに殺されてた哀れなモブキャラのおじさんだったなあ。
コナンたちがワンカットで「おじさん!?」って叫ばれる一コマで処理されるなんて…南無。
名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
警察組織全体を容疑者として巻き込み、物語も米花町全体、加えてクライマックスは危険度マックスな遊園地が舞台となっている見所満載の作品が瞳の中の暗殺者です。
蘭が記憶を無くしたり、佐藤刑事が撃たれて瀕死になったりと今作もお腹いっぱいになれます。でも、個人的に佐藤刑事は好きなキャラなので、撃たないでほしいです。
コナン作品の中でも非常にミステリー感が強い作品と言いますか、警察全体に疑いがかかるというスケールの大きい話なのですごく惹き込まれます。
そんな名探偵コナン瞳の中の暗殺者の動機がこちら!
めちゃくちゃや!!
外科医の先生(人を救う立場の人)がそんな理由で殺人なんてめちゃくちゃや!
穏やかな表情の先生がクライマックスではおきまりの瞳孔かっぴらきの御尊顔に。
そして今作で最もとばっちりなのは、記憶なくす羽目になった蘭さんと佐藤刑事。レディーなんだからもっと丁重に扱おうよ風間先生…
見る人によってはなかなか心の痛む、瞳の中の暗殺者。
合言葉はコナンの「Need not to know」
名探偵コナン 天国へのカウントダウン
みんな大好き黒ずくめの組織も登場し、クライマックスにはビルからビルへと車で脱出するアクションありの手に汗握る天国へのカウントダウン。
最後のど迫力シーンは何回見ても飽きませんねえ。
この作品もかなり好きです。
コナン映画に黒ずくめの組織が登場すると、大体の映画は面白いんですよねー。
そして、第1作目に出てきた森谷さんも今作の舞台となるツインタワーの設計者として友情出演。映画で2回出てくるってアンタすげえよ。スパーモブだよ。(もっかい出てこないかな)
そんな名探偵コナン天国へのカウントダウンの犯人の動機はこちら!
家建て直せや!!人を殺すなw
いや、まあ確かにせっかく富士山見るためにたっかいマイホーム建てたのにその夢を潰されたのならまあ、仕方ないのか?
いや、それでもやっぱり殺人は良くないね。
そして、このコナン映画の最大の推しポイントは「歩美ちゃん」だと思ってます。
コナン一行が10年後予想の写真が撮れる機械でみんな各々写真を撮るのですが、その歩美ちゃんの写真が何とも神々しい!!
このシーンは本当に必見です。スピンオフの漫画でも扱われたそうなので、コナンファンの間では相当印象的な一コマですね。
名探偵コナン ベイカー街の亡霊
舞台は100年前の霧の都ロンドン、コナンドイルの名作シャーロックホームズの世界観を再現した街で繰り広げられるアクション、謎解きは見ものです。
コクーンと呼ばれる仮想VR空間でプレイヤーたちが命をかけてクリア目指して戦うという展開は超胸熱です。
古き良きロンドンの街並みがまた良い…
そんな名探偵コナンベイカー街の亡霊の犯人の動機はこちら!
え、ひどい…
シンドラー社長、器狭過ぎぃ!!!殺されたヒロキ君は天才過ぎたが故に惜しまれる人材過ぎて…ウッ…
新一(コナン)のお父さんもしっかりとトマスさんにビシッと決めてくれましたが、どうにもやるせないなあ…
このベイカー街の亡霊で好きなシーンが後半には詰まっていて、
「君を確実に破滅させることが出来るならば、公共の利益の為に僕は喜んで死を受け入れよう」というホームズの名言を残してジャック・ザ・リッパーとともに滝壺に落ちていく蘭さん。
この時に初めてコナンが弱気な顔を見せるんです!!!
「もう打つ手がねえよ…父さん」
これ、超レアなシーンだと思っています。
コナンがピンチに陥ることはあっても、諦めるシーンはそうそうないんですよね。
で、最後にお助けキャラであるホームズも登場というなんとも胸熱な映画がこのベイカーストリートの亡霊だと言えるでしょう。
ホームズさん、イケメンすぎやでえ。
名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)
さあ、やってまいりました。私が一番好きな名作「名探偵コナン迷宮のクロスロード」
桜舞う京都を舞台に、平次と和葉の馴れ初めエピソードを織り交ぜながら、手毬唄の謎とサスペンスが融合したコナン史上きっての名作がこの作品!!
ラストの松明燃え盛る寺での決闘シーンは本当に鳥肌もので、何回見てもシビれます。
そんな名探偵コナン迷宮のクロスロードの犯人さんの動機がこちら!
いや、他でやればええやろ!
別にそこの寺じゃなくてもええやん!!
「道場を潰しとおなかったんやああ!!」
どんだけ必死やねん!
まあでも、西条さんがいないとこの名作は生まれておらんので感謝感謝。
月光下で新一と蘭も再開できるし、
平次さんの剣技も見れるし、
迷宮の十字路はコナン映画で絶対に観るべき映画ですね。
名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)
高度1万フィートの密室で起こった殺人事件、その影響を受けて機長と副機長が運転不可能になりキッドとコナンが飛行機をダイナミックに着陸させるというなんともすごい話がこの映画。
キッドが出てくると割とスケールが大きくなりますが、今回も例にも漏れず、どデカイインパクトのある作品に仕上がっております。
そんな名探偵コナン銀翼のマジシャンの犯人の動機がこちら!
もっかいチャレンジせえよ。
才能があるんだったら、何度でも障壁を乗り越えて達成できるよ酒井さん。誰かの言い訳にしているということは、どこか自分でも「できない」と思ってたんじゃあないの?
そして商売道具で殺人て…メイク道具が泣いてるよ。
そして飛行機で殺人はやっぱり悪手だと思うけど。
酒井なつき(26)お若いのに…
本作では毛利小五郎の面白い顔が収録されておりますので、クソコラにどうぞ。
見応えのあるシーンといえば、コナンとキッド、蘭が3人で協力して飛行機を不時着させるクライマックスシーンですね。
コナンもキッドも、ほんとなんでもできるな。こいつら。
名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)
豪華客船アフロディーテ号で起きる2重殺人事件が本作の見所!
コナン映画はその舞台の雰囲気であったり、爆発などのインパクトを求めて見にいく人も多いかと思いますが、この作品はトリックが実に巧妙でその謎が解き明かされるのが快感な作品です。
もちろんインパクトのあるシーンも多数ありますが、この作品は名称が「ストラテジー」ってぐらいですからトリックに注目すると面白いです。
名探偵コナン水平線上のストラテジーの犯人の動機がこちら!
これは、うん。まあ、仕方ないか。
人を殺すのはダメだけど、なんかようやくまともな動機が出てきました。
2人して父を殺されてるのは可哀想ですね。。
このメガネコンビの2人が仕組んだトリックが巧妙に噛み合い、より解決が難しい事件になっていたのですね。コナン映画の中でもしっかりとトリックが練られている良作。
そして水平線上のストラテジーの見所といえば、イケメンの小五郎の戦闘シーン!
妃英理の原案とも言われている、美人お姉さん秋吉との格闘シーンの小五郎がかっこよすぎてやばいです。
今作から声優さんが変わって腑に落ちてませんでしたが、後半はもう気にならない!おっちゃんイケメンすぎやで。
妃英理が絡むと力を発揮する、小五郎さん。
普段はだらしないけどこのビシッと決めてくれるときは大好きですね。
(小五郎いい女にモテるんだよなあ…いいなあ。)
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)
「探偵たちよ、安らかに眠れ」というキャッチーなタイトルと、コナンの正体が新一だとバレているという衝撃的な幕開けで始まる今作はいろんな探偵さんが出てきてお祭り状態です。出てくるキャラ数も過去一番なんじゃないかな?
コナン映画10作目ということで制作側もよほど気合が入ったのでしょうね。
名探偵コナン水平線上のストラテジーの犯人の動機がこちら!
今作はナルシスト多かったからね。しょうがないね。
サークル作って皆がまとまりなくなってついついやっちゃったって感じの事件でした。なんだかなあ…内容的には面白いけど動機が浅はかすぎる作品でした。
今作の見所は、アクションシーンとか推理シーンとかももちろんあるのですが、灰原哀ちゃんのデレシーン!!これは超必見ですね。
足止めのためとはいえ、よーやるよ灰原さん。(もっとやって!!)
そして探偵たちのレクイエムで気になってることがあって、
この犯人の清水さん、独善的で悪女感すごいんだけど誰かに似てません?
もうお分かりでしょうか?このぴっちりスーツに美人顔、そして自動小銃。
ルパン三世の峰不二子さんですね。
いやこれ絶対意識しているだろ…
と、名探偵コナン映画の10作の犯人の動機をまとめてみました。
思いの外、常人には理解しがたいぶっ飛んだ動機が多かったのではないでしょうか?
是非、もう一度犯人たちの動機にも注目しながら映画を見直してみてください。