フィリピンセブ島の知る人ぞ知る秘境のビーチ「モアルボアル(moal boal)」への行き方と帰り方をご紹介します。
2018年9月にセブ島に訪れた情報を元に、バスやタクシーで行った時にかかる時間やその料金、注意点などをわかりやすくまとめています。
セブ島のモアルボアルとは
モアルボアルとは、セブ島の南に位置する地域のことです。
美しい白い砂浜を持つ「ホワイトビーチ」が有名で、セブシティからやや距離があることであまり観光客が来ないため、ゆっくりと海を楽しみたい方には最適のビーチです。
セブシティからモアルボアルへの所要時間・料金
セブシティからモアルボアルへ行く方法は全部で2つあります。1つはタクシーの利用、もう一つはバスの利用です。
タクシーでモアルボアルに行く
まずはタクシーでモアルボアルに行く場合についてご紹介します。
タクシーだとモアルボアルまでの所要時間は片道3時間半〜4時間半です。(道の混雑状況次第なので、結構幅があります。)
料金は交渉次第にはなるのですが、往復で3,000ペソ〜6,000ペソ(約6,000円〜12,000円)ぐらいが相場になるようです。
バスとは違い一直線でモアルボアルを目指せるので、迷う心配もありません。サクサク自分たちのペースで向かうことができるので、以下のような方にはオススメです。
- 英語が苦手なので、できる限り楽をして行きたい
- 多少お金がかかってもいいので、時間を節約したい
- 乗り物酔いがすごいので自分のペースで行きたい
もっと安く行きたい!体力やコミュニケーションには自信があるぞ!という方は断然バスの方がオススメなので、バスを検討してみてください。
バスでモアルボアルに行く
次にバスでモアルボアルに行く場合についてご紹介します。
バスだと、一般のお客さんも乗り込んでくるので、モアルボアルまで片道4時間〜5時間半かかります。(混雑状況により変わります)
一方で、料金は圧倒的に安く片道115ペソ〜145ペソ(約230円〜300円)です。
タクシーの20倍以上安いですね笑
乗り物酔いに強く、コミュニケーション力に自信がある方は絶対にバスで行きましょう。
モアルボアル行きのバスは30分〜1時間に1本で始発は6時くらい。
モアルボアルからセブシティへの帰りのバスは8時頃が最終で、30分〜1時間に1本の頻度で運行しているとのこと。
では次の章でバスでセブシティからモアルボアルへの行き方、帰り方をご紹介します。
バスでのセブシティからモアルボアルへの行き方
では、実際にバスでセブシティからモアルボアルへの行き方を画像付きでわかりやすく説明します。
セブシティのサウスバスターミナルへ
まずはタクシーで「サウスバスターミナル(South Bus Terminal)」を目指しましょう。
大体のタクシーの運転手はこの場所を知っているので、迷うことなく到着できるはずです。
バスターミナルに到着したら、バス停への入口(エントランス)を探しましょう。
コンビニっぽい建物の横になんともわかりにくい入口があります。どうしてもわからない時は「Where is Entrance?(エントランスはどこ?)」と聞けば教えてくれます。
モアルボアル行きのバスを探す
エントランスに入った後は、モアルボアル行きのバスを探しましょう。
バスターミナルに入るといろんな行先が書いてあって、どれがモアルボアル行きのバスかとてもわかりにくいと思います。
ですので、私はいつも「モアルボアル?」とバスの乗組員っぽい人に聴きまくります。すると親切に教えてくれるので、その方角に歩きましょう。
そして、また、わからなくなれば聞くということを繰り返します。
正直、上の行先札は当てにならないことが多いらしいです。全然違う行先にモアルボアル行きのバスが止まっていたりするので、人に聞くのが良いです。
そしてここで最重要ポイント!
トイレは絶対に行っておきましょう!!最初の休憩は2時間後です。それまでにトイレに行きたくなったら地獄です。
なので、朝はコーヒーをやめておいてとにかくトイレは済ましておいた方が良いです。
※トイレは有料です。5ペソくらいかかりますが、安いものです。
モアルボアルまでバスチケットは?
さあ、モアルボアルのバスに乗った!
でもチケットはどうすればいいの?という方は安心してください。
セブのバスチケットは後払いです。後ほどチケットを持ったお兄さんが、どこまで?と聞いてくるので「モアルボアルまで」というとチケットをもらえます。
▼モアルボアル行きチケットの価格
・エアコン付きバス 145ペソ(約300円)
・エアコン無しバス 115ペソ(約230円)
そしてその支払いも1時間後くらいです。
お金の回収漏れがないように、バスが満員になってからお金を回収する習慣になっているようです。
こんな感じでバスが満員になってから、チケット発行!
以下のようなチケットをもらえます。適当に穴を開けているわけではなく、穴が空いている箇所が価格を表します。
このチケットだと、左から「1」「4」「5」と空いているので145ペソという意味です。わかりやすくていいですね!
トイレ休憩は約2時間後
さて、バスに揺られること2時間ほどのところでトイレ休憩があります。
とはいえ、日本のトイレやホテルのトイレみたいに綺麗なトイレでは決してありません。
自分で水をすくって流す現地式のトイレとなっているので、私はちょっと…という方は諦めてあと2時間我慢しましょう。
トイレ休憩は約10分くらいです。
置いていかれることがないように注意しましょう。不安な場合は、トイレに行くのでちょっと待っててね!と一言言っておくと良いでしょう。
トイレ休憩が終われば、後はモアルボアルに向かうのみです。外の景色を眺めながらぼんやりしているうちに着きます。
モアルボアルに到着したらビーチを目指そう
バスがモアルボアルに到着すると、市街地のようなところに降ろされます。
そこがモアルボアルのバスターミナルであり、中心街なのでその辺りを拠点にビーチを目指しましょう。
モアルボアルで降りると「トライシクル」と呼ばれるタクシーのような乗り物がたくさんあるので、その運転手を捕まえます。
「ホワイトビーチ」といえば金額を提示されるので、納得が行けばビーチまで往復でいくらか確認しましょう。
相場は片道200ペソ(約400円)ぐらい、高くて300ペソぐらいでしょうか。
私が捕まえた運転手は400ペソ+チップ100ペソでめちゃくちゃ親切に案内してくれました。チップは偉大だ。
モアルボアルのビーチにドリンクやおやつを持って行きたい場合は、モアルボアル市内にセブンイレブンがあります。
安いし安全なので、私はここで買って行きました。エナジードリンクやお酒を買って行くとテンション上がるのでおすすめです。
トライシクルの運転手に「セブンイレブンに行きたい」と言えば寄ってくれます。
トライシクルに乗っていると、ごにょごにょ50ペソとか運転手が言ってきますがこれは入島料です。
モアルボアルのホワイトビーチに入るには観光客は有料です。いわば税金ってやつですね。
3箇所ぐらいでこのお金を払う必要があるのですが、決してカモられてるわけではないので安心してください。
2人で100ペソぐらい払ったので細かいお金を持っておきましょう。(セブンイレブンのお釣りがベスト!!)
モアルボアルホワイトビーチ到着!まずやること!
これでようやくモアルボアルのビーチに到着です。お疲れ様でした!
と言いたいところですが、ビーチに着いたらやるべき事があります。
- 荷物置き場の確保
- シャワー施設の確認
上記2つですね。
トライシクルの運転手が優しければ、提案してくれますが提案してくれない場合は自分で確認する必要があります。
せっかくビーチに来たのに、荷物やシャワーで困りたくないのであらかじめチェックしましょう。
私は荷物で困りたくなかったので、以下のような場所を300ペソ(約600円)で借りました。
チップ払っていたのでおじさんが交渉してくれました。(ラッキー!!)
ハイシーズンだと600ペソ(約1200円)ぐらいかかるみたいですね。
また、運転手に荷物も見てもらっていました。
携帯や財布は念のため身につけていましたが、運転手さんは真面目だったので何にも盗られたりしませんでした。
むしろ、気をつけろとめっちゃ注意してくれました笑
シャワーは簡易的なものであれば1人50ペソで利用できます。
いいシャワーとなるともう少し高いようなので、髪の毛を海に濡らすかどうかは慎重に検討してください笑
モアルボアル、ホワイトビーチ!!
懸念点を全て解消すれば後は遊ぶだけです!
モアルボアルの白い砂浜をエンジョイしましょう!!!!
モアルボアルで飲むエナジードリンクは効きます。
あいにく少し曇って来てしまったのですが、夕焼けがとても綺麗な日でした。
モアルボアルからセブシティへの帰り方
モアルボアルを満喫した後は、トライシクルでバスターミナルと言いましょう。
すると降ろされた場所に連れて行ってくれるのでここから帰りのバスに乗る事ができます。
帰りのバスチケットです。方式は行きと全く同じで、バスが走り始めてから発行の後払い方式です。
行き先は「サウスバスターミナル(South Bus Terminal)」と伝えましょう。
帰りはエアコン無しバスだったので115ペソ。とは言え、お客さんも少なく快適でした!
チケット発行のお兄さん。夜なので、少しお疲れの様子。
後は一眠りしていれば、セブシティに着きます!
最後にワンポイントアドバイス
最後にモアルボアルを旅するときにこれをやっていてよかったなと思ったことを書いておきます。基本中の基本ですが参考にしてみてください。
- 細かいお金を多すぎるぐらい用意しておく(とにかく細かい支払いが多いので、崩しておくと随所で便利です)
- とにかくチップを払うが吉(ほんの少しのチップでサービスが格段によくなります、自分も相手も心地が良いのでオススメ)
- 酔い止め携帯(長旅には必須です、酔わない人も携帯しておくだけで旅が快適になるでしょう)
是非楽しいセブ生活を満喫してください!
長旅の疲れを癒すのであれば、良いマッサージ屋もたくさんあるので利用してみてください。