北米

【高山病対策】標高の高い都市で体調が悪くなった時の対処法

mexicocity street

今回標高2,300m越えの高山都市メキシコシティを訪れた際に、高山病の症状に非常に悩まされたので、高山病の対策方法と、高山病を解消する方法をメモとして残しておきます。

高山病はどれだけ予防していても誰にでもおきます。重要なのは高山病にかかったあとの対処です。

現地の薬局の人に聞いた方法なので、効果には当然個人差がありますのでご了承ください。

まずは症状の確認、鈍い頭痛は高山病のサイン

普段日本で生活している我々は酸素不足になることは滅多にありませんが、標高の高い都市に行くと酸素が薄くなるため、頭痛や吐き気、倦怠感、めまい、食欲不振などの症状が出ます。

そういった標高の高い場所での症状を高山病(または、高度障害)と呼びます。

 

私自身、標高3,776mの富士山を毎年登っていて高山病に悩まされたことはなかったのですが、飛行機で標高の低いアメリカのロサンゼルスからメキシコシティに飛んだせいで体がびっくりしたのでしょう。

ちなみに、高山病は体力の有無、日頃の運動経験や年齢に関係なく突発的に生じるもので、詳しい原因はわかっていないそうです。

高山病には3つの段階があり、死に至るケースもある

高山病は①山酔い (AMS)、②高地脳浮腫 (HACE)、③高地肺水腫 (HAPE)という大きく3種類の段階に分けることができます。

私のケースは①の山酔いでした。

急に標高の高いところに行ったために発症しました。上述の通り、頭痛や吐き気などの症状に悩まされます。

②の高地脳浮腫では、まともな歩行が困難になるほどの重度、③の高地肺水腫になると歩行している時も呼吸が激しくなったりするなどの非常に危険が状態なので、すぐに病院にかかる、すぐに高度の低い地点に降りることが必須です。

②、③は処置を誤れば最悪死に至ります。

高山病にかかったらすぐにやるべきこと

では、実際に高山病かもと感じた時にできる対処法をご紹介します。

まずは安静にすること

まずは絶対に安静にして深く深呼吸をしましょう。

高山病とはいってしまえば酸素不足の状態なので、体を動かすと酸素を使うことになります。ですので、まずは絶対安静にし、ゆっくり呼吸を意識しましょう。

高山病になりやすいケースとしては一気に階段を駆け上がった、信号が変わりそうだからダッシュしたなど、軽度の運動でも酸素を使うので発症しやすいです。

とにかく多めに水分を摂る

酸素が不足すると、血液の循環が鈍るらしいです。

ですので、500mlのペットボトル1本分ぐらいをグッと飲み干すと少し楽になります。この時のポイントとして、冷えた水は頭にガンガン響くので常温の水をオススメします。

食事は少なめに、おなかいっぱい食べない

私は体調が悪くなると、とにかく食べれば治るやろ!という単細胞な思考をしてしまったため肉を大量に食べた結果、頭痛が悪化しました。

それもそのはず、消化にはめちゃくちゃエネルギーを使うので当然血液中の酸素も不足します。頭痛がさらに悪化したので、高山病の際は絶対におなかいっぱい食べないようにしましょう。

すぐに帰宅、暖かくして寝る

アクティビティや、旅行の途中であっても中断して大人しく帰宅しましょう。

ズキズキとした頭痛を抱えたままの旅行は何にも楽しくないです。加えて、頭痛がひどくなると人によっては吐いてしまったり、悪寒が止まらなくなるので無理をしても何もいいことないです。

帰宅したら、水分をきっちりとって暖かくして寝ましょう。

高山病はどれくらいで治る?

薬局の方曰く軽度の山酔いの高山病であれば、早くて1日、遅い人で3、4日はかかるとのことです。

私の場合は上記の対処法を全て実践したら、翌日には頭痛はかなりマシになり、2日後には完全復活しました。

耐えられないほど苦しい場合

上記を実践しても、もしくはその余地すらない時は病院にかかりましょう。

呼吸を誘発する薬や、頭痛や吐き気を抑える薬を処方してくれます。

ただし、私立の病院に行くとめちゃくちゃ高額なので、お金がない場合は公立の病院に行くと良いと思います。

高山病を予防するためにはこまめな水分補給、運動を最小限に留める

この記事を読んでいる方は、すでに高山病になった方か、高山病について調べている方だと思うので、絶対に実践した方が良いことを書いておきます。

  • 動きはゆっくり、呼吸が乱れないように
  • 水分をこまめに摂る(ジュースはNG、絶対水)
  • おなかいっぱい食べない
  • お酒、喫煙は絶対NG、本当に死にます

もう一度念押しになりますが、体力の有無や年齢、体の強さはほぼ無関係に誰にでもおきます。

最悪死に至るケースもあるので決して、無理はせずに万全に備えた上で標高の高い都市に訪れましょう。