- なんだかやる気が出ない
- どうやったらやる気がでるんだろう
やる気に関して上記のような悩みを持った方は多いのでは。
そんな方には衝撃的かもしれませんが、実は脳科学的にやる気というのは存在しないらしいのです。
やる気が出ないは虚構、東大の脳科学者が断言!
新R25という有名なメディアがあるのですが、その記事が一時期話題になりました。
この記事がこちら:自宅でダラダラしがちな人は必見! 実は“やる気”なんて存在しない!?
やる気は存在しない、というもの。東大の教授がインタビュー形式で「やる気」について語るのですが、以下のような名言を残されました。
やる気という言葉は、やる気のない人間によって創作された虚構。
池谷裕二(東大の脳研究者)
やる気という言葉は、やる気のない人間によって創作された虚構。
え、じゃあやる気がないならば人間はなぜ「やろう!」と思えるの?
それに対する回答がこちら。
人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物なんです。
人間はとにかく始めることでモチベーションが出てきて、徐々にノッてくることで作業ができる生き物ということみたいです。
行動をすることで脳内物質が初めて生成され、その後に何かしら感情が伴ってくるというのが今の定説なようです。
“やる気”を出したいときはまず1ミリでも動くこと
それでも、やっぱりこれまで生きてきた価値観を変えるのは難しいですよね。
「やる気」があると信じてきたのに、そんなものない!といわれるとどうすれば…となる気持ちもわかります。
脳科学のやる気にまつわる本に書いてあった、やる気がでないときにトライしてみるといいことをご紹介しておきます。
とにかく始める
どんなに嫌だやる気が出ないと思ってもそれは虚構なんだ、現実逃避に過ぎないんだということを肝に命じてまずはとにかく始めること。
勝手に自分のなかでメンタルブロックして逃げている状態なので、無理矢理にでも始めて見ることが大事です。
自分一人で厳しい場合は誰か第三者を巻き込んで行動するのも一手です。
そういう意味では集団塾なんかはやらざるを得ない空気が充満していて、「とにかくやらねば」となるので効率は良いのでしょうね。
集中力を分散しないために余計なものはすべて取り除く
人間の意識は常に分散している状態であることが多いです。
そのため、集中力が分散しないためにあることをやろうと決めたら、一つの物事にのみ集中できる環境を用意することが重要です。
頑張って集中しよう!だと限界があるので、カフェにこもるや誰か監視役がいる場所で作業をすると捗ることが多いです。
勉強しようと机に向かったらふと、部屋の汚れが気になってしまって無心で部屋を片付け始めてしまって、片付けていると懐かしい漫画を見つけてしまって読みふけってしまって気づいたら勉強そっちのけ…なんて経験がいい例です。
やる気という概念は今日から卒業、やるかやらないかだけ
この記事ではやる気という概念は虚構だ、という話をご紹介しました。
つまるところやる気というのは、行動したくない人間が生み出した都合の良い言い訳みたいなものだったわけです。
この記事を読まれたあなたは今日から「やる」か「やらない」の2択で生きていくことができますね…!