見るもの全てが青い街シャフシャウエン
世界に数多くの魅力的な都市がありますが、ほぼ全ての景観が青で埋め尽くされるほど幻想的な都市を今まで見たことはあるでしょうか?
その噂の青い街はモロッコにあるということで、長年いつか行きたいと思い続け、今回ようやくその秘境に足を踏み入れることができました。
是非美しい写真とともにシャフシャウエンの魅力を語りたいと思います。
とにかく青い!シャフシャウエン
モロッコの大都市フェズから長距離バスにて山道で揺られること約4時間、その街は見えて来ます。秘境なだけあって山奥に存在し、辿り着くにも一苦労です。
バスターミナルに到着、街の入口がすでに青いです。
被写体がどんな奴であっても非常に映えてくれます(たとえ私であっても)
噂で聞いていたのと同じように青く、テンションが上がるのを抑え切れません。
そして一歩街に足を踏み入れると、当然のようにして街並みも青い!
地面まで青く染める意味はわかりませんが、幻想的な雰囲気が滲み出ています。
宿泊したホテルも青い!!
統一感ありすぎてびっくり…
ダブルベットで200DH(約2400円)で宿泊できました。
観光客も多く日本人もよく利用するみたいなのでオススメのホテルです。
近くにドミトリー60DH(約720円)くらいのものもあるみたいなので節約したい方はそちらがオススメ。
入り込んだ迷宮の路地に一足踏み入れればそこはメルヘンの世界。
一瞬にしてこの街の魅力に惹き込まれてしまいます。
タクシーも当然のごとく青い。
なぜか猫はピンク色。
工事現場の塗装塗料の中にダイブした結果こいつはこの色に。
広場の人気者になっていやがりました…羨ましい。
20世紀になるまではイスラム教徒以外の立ち入りが禁じられていたこの街は、今もなお敬虔な多くのイスラム教徒が祈りを捧げています。
猫の街でもあるシャフシャウエン
シャフシャウエンの特徴は青いというのが有名ですが、シャフシャウエンには猫がたくさんいます。
もはや猫の帝国です。
街のいたるところに猫が。
猫の種類も様々。
食事をしていると猫が寄って来てねだります。
気をぬくと一瞬で皿の上に、こらこら。
なぜ街全体が青いのか
シャフシャウエンがなぜこんなにも青いのかという理由は諸説ありますが、有力な説としては虫除けの意味が大きいみたいです。
ところどころ白く塗られてる建物も存在していたので白や青が虫除けに効果的だったのでしょうか。いずれにせよ美しい限りです。
舌鼓を打つ美味しい伝統料理たち
タジン料理は日本人の舌に合うためとてもgood。
タジン料理はラム肉、鶏肉、海老、野菜の中からお好みに合わせて選べます。
私たちはラム肉、海老タジン料理をチョイス。
煮込みケバブも絶品。オリーブが程よく効いてて箸が進みます。
ヨーグルトもやや甘すぎるけどおいしい。
後で知ったことですが、この店は女優の菅野美穂さんが二回も来たことのあるお店なんだとか。
総合的に見てシャフシャウエンの料理は日本人の舌に合い、美味しい!
シャフシャウエンへの行き方
シャフシャウエンへの行き方はモロッコの主要都市のバスターミナルからCTMというバスか民間バスを利用します。
主要都市はカサブランカ、タンジェ、テテュアン、フェズなどであればバスがあります。
CTMバスで片道75DH900円くらい
民間バスで片道60DH720円くらいとなっています。
※荷物をバスに積み込むと1人あたり5DH60円くらいの料金が別途かかるので注意
所要時間は4、5時間ぐらいです。
私は民間バスを利用しましたが、快適度はCTMの方が上みたいです。
民間バスの場合は現地人が乗り込んでくる上、山道をバスで行くので気分が悪くなって吐く人も多いのでアイマスク、マスクをして外的刺激をシャットアウトするのが賢明です。
苦労してでも絶対に行くべき!
シャフシャウエンへ行くのは思ったよりも根気が必要ですが、モロッコに行く機会があれば絶対に行くべき都市です!
青の幻想的な都市と、モロッコの中で一番と言っていいほど朗らかでぼったくらないいい人たち、美味しいご飯がシャフシャウエンにはあります。
以上シャフシャウエンからでした(^^)