なべわかし|IT系社長の雑記ブログ https://nabewakashi.com IT系社長の雑記ブログ Sat, 04 Sep 2021 10:19:08 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.9 https://nabewakashi.com/wp-content/uploads/2017/06/cropped-nabewakashi-1-1-32x32.png なべわかし|IT系社長の雑記ブログ https://nabewakashi.com 32 32 勉強するとは具体的にどういうことで、何のためにするのか? https://nabewakashi.com/what-is-learning https://nabewakashi.com/what-is-learning#respond Sun, 15 Aug 2021 07:07:53 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1779 大学生向けにちょっとした講演をした際、「勉強する」というキーワードが連呼されていたのですが、あまりにもふわっとしていたので自分なりの考えをまとめてみようと筆を執ります。

  • 勉強するとは具体的にどういうことなのか。
  • 勉強とはなんのためにするのか。
  • なんで勉強するの?と子供に聞かれたらどう返すか。

など、思考をまとめておきます。

「勉強しろ」はあまりにも曖昧すぎる

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さて、なんだか小難しいテーマですが今回は勉強するということについて掘り下げます。

いろんなシーンで「勉強しろ」という言葉を聞きますが、具体的に何をすればいいのか考えたことはありますでしょうか?

  • 国語、数学、理科、社会、英語を学ぶこと?
  • 専門資格を取るために机に向かうこと?
  • 本を読み漁ること?

勉強するという行為は範囲が広すぎて、ふわっとしすぎているのです。

先生や親に勉強しろと言われても、うーん…一体何すれば…となることが結構あると思っており、具体的に勉強することを定義したいと思います。

勉強することとは、その目的は?

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曖昧に使われる「勉強」という言葉。

私は勉強とは以下のフローを経る行為だと考えています。

  1. 自分で問題や課題を発見、特定する
  2. それらを解決するために必要な知識を探す
  3. 知識を得るための具体的な行動目標を定める
  4. 問題や課題を解決するまで行動を行う
  5. 前提が間違っている場合や、志が変わった場合は①を見直す(以下ループ

つまり、

勉強とは自分で問題や課題を発見し、それらを解決するために必要な知識を修めて行動すること

だと定義できるのでは無いかと思っています。それぞれ詳しく説明します。

①自分で問題や課題を発見、特定する

目的、ゴールがないと勉強は成り立ちません。明確に何かを達成するために勉強しないと、何のために頑張っているのかわからない状態になってしまいます。

そのため勉強とはまず、問題や課題を発見、特定することが最初のステップです。

そもそもこの①ができていないため、勉強することが曖昧になったり、そもそも意味の無い勉強をしてしまったりするのです。

もっといえば、その問題や課題は具体的であればあるほどよいでしょう。

 

例を挙げると、

将来IT企業を経営したいと考えたとします。

その際の問題や課題は、

  • IT企業について知らない
  • 起業、経営について知らない
  • そもそもお金の稼ぎ方もわからない
  • 株って何?法律について知らない

などが上がってくるでしょう。この際、解像度は低くても全く問題ないです、そのために勉強をします。

自分の今の持ちうる知識だけで問題や課題をまずは設定しましょう。

②それらを解決するために必要な知識を探す

問題や課題を特定できたら、それらを解決するために必要な知識について調べましょう。

書籍を参考にするでもよし、ネットの情報を参考にするでもよし、自分の問題を解決するために必要な知識は何か。その情報を集めましょう。

 

上記の起業の例だと、ちゃんと調べると以下のようなキーワードや知識がヒットすると思います。

  • 会社経営のためには、「会社法」「ファイナンス」
  • 起業のためには、「ビジネスモデル」「成功・失敗事例」
  • IT企業を知るには、「上場しているIT企業」「上場企業のIR」

自分が課題や問題を解決するために必要な知識はどういったものなのか、ここで洗い出しましょう。

どうしてもわからなければ今はSNSが発達していますので、ちゃんと実績や信頼がありそうな人に貴重なお時間を頂戴して話を聞くのも良いですね。

③知識を得るための具体的な行動目標を定める

さて、ここでようやく勉強らしい学習がスタートです。

上述の知識を得るために机に向かったり、実際に手を動かしたりして学習を進めましょう。

ただし、ここで闇雲にやるのはおすすめしません。具体的な行動目標を定量的に決めるのが良いです。

例えば、

  • 毎日上場しているIT企業3社調べる
  • ビジネスモデルを1ヶ月で100個学ぶ
  • 1ヶ月で10人の経営者の話を聞く

知識を得るために、数字で目標を設定するとサボれないのでおすすめです。

勉強する際に、とにかくやる!!

とか言う方もたまにいますが、長続きしない方が大半だと思います。

現実的に達成できる数字目標を設定して、学習を進めましょう。

④問題や課題を解決するまで行動を行う

数字目標を定めたので、あとはひたすら行動です。やるだけです。

数字を決めているので、カレンダーやエクセル、SNSなどで自分の目標数値を管理して粛々と打ち込みましょう。

この時に、仲間やライバルがいると挫折しにくくなるのでもし巻き込めるのであれば巻き込みましょう。

⑤前提が間違っている場合や、志が変わった場合は①を見直す(以下ループ

①〜④が勉強の基本的な流れですが、

  • 問題や課題特定が違った
  • 環境が変わって勉強できなくなった
  • 志が変わって別の課題に取り組みたくなった

こういったことも良く起きます。人間なので仕方ないです。

その際は思い切って①からやり直す、ということも全く問題ないです。

むしろ、この①〜⑤のサイクルを猛烈にハイスピードで回している人が「勉強ができる人」「成長が早い人」なのだと私は思っています。

勉強の語源

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勉強って言葉の語源も気になったので調べました。

すると、もともとは「気がすすまないことを仕方なくする」というのがもともとの意味のようでした。なんちゅーネガティブな。

転じて、現在では勉強=学習という意味で使われているようですね。

勉強の語源・由来 勉強は「勉め強いる」と書くように、本来は気が進まないことを仕方なくする意味の言葉であった。

明治以降、知識を得るために努力することが美徳とされるようになったことから、「勉強」は「学習」とほぼ同じ意味で使われるようになり、一般的に「学習」を意味するようになった。

 

まあでも、結構この語源は正しいと思っていて、上述の勉強の定義を踏まえると、勉強って実はやりたいことのために「やりたくないことを粛々とやる過程」なので、「勉め強いる」ポイントも多く理にかなっています。

何のために勉強するの?と子供に聞かれたら自分ならどう答えるか

「パパ、何のために勉強するの?かったるいよ。」

もし小さめのお子さんにそう問われた時に、上述のフローを答えるのは少々酷なので自分ならどう答えるか。

その際の回答例も考えてみました。参考までに!

①将来の選択肢を増やすための大事な土台作り

勉強は将来の選択肢を増やすための大事な土台作りなんだ。◯◯は将来何になりたいか決まってるかな?

10年後、20年後何がやりたいかはわからないし、今あっても変わっているかもしれない。

警察官になりたいと言っていても、将来宇宙飛行士になりたくなるかもしれない。

そういったときのために勉強をしておくと、いろんな選択をできるようになるんだよ。

無理に勉強しろとはいわない、だけど勉強をしないと将来の選択肢は減っちゃうから後悔しないようにね。

勉強したよって証のために学歴はあるんだ。今はその意味も薄れてきているかもしれないけど、それでもその人が勉強したって証になるから持っておいても損はないよ。

②人類が積み上げてきた知識でチートになれるよ

今◯◯が勉強しているのは、これまでおじいちゃんおばあちゃんや偉い人たちがこれまで学んできた知識すべてなんだ。

これまでの人が発見してきたこと、人生を捧げて研究してきたすべての結晶なんだよ。

それをここまでまとめて教えてくれるってめっちゃお得じゃない?

ゲームで言えばいきなり高いレベルで人生を戦えるようになるのが勉強なんだよ。

目の前にそんなお宝があって知らないっていうのはもったいないなー。

 

こんな感じでかなり噛み砕いて説明すると思います。

ただ勉強しろ!とだけ言われても私自身モチベーションが上がらなかったので、上記のような選択肢の拡大や、機会損失的な訴求をされたら勉強したい!ってなります。

人間は好奇心の生き物なので、うまくそこを突けると自発的に勉強してくれる子になるのかなと思います。

最後にひとこと

今回は勉強について長々と書いてみました。

日本の教育では「自発的に勉強しようというスタイル」は身につかないと思っています。

というのも、日本の教育というのはあまりにも完成されすぎていて、カリキュラムもコントロールされているからです。

先生がいて、教科書や参考書も指定してもらって、予習復習宿題のペースも管理されて。

勉強するという行為が受け身で、自発的に行うものじゃないという認識が刷り込まれすぎているのかなと思っています。

 

どちらが良い、悪いという話を論じる気はないですが、世界は資本主義で競争社会で成果主義です。

成果を残すためには成長が不可避で、成長できる人というのは勉強ができる人です。

そこを踏まえて日々勉強を重ねてより良い人生を歩んでいきたいものです。

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本を読む際に意識すべき重要なこと|知識が正しく血肉になっていますか? https://nabewakashi.com/how-to-read-book https://nabewakashi.com/how-to-read-book#respond Sun, 01 Aug 2021 03:36:50 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1753 読書した際に学んだ内容をしっかりと血肉にできていますか?

そう問われた時、自分でもドキッとしたのをよく覚えています。

読書はするけれども読んだその日はワーッっとやる気が沸き起こって、なんだか強くなった気がしますが数日経つと見事に忘れている。

そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

その傾向は良くないなと思い、貴重な時間を読書に投下するからには血肉にしよう!

と考え、最近実践している本の読み方をご紹介します。

※自己啓発系統の書籍を想定しています。参考書系統の書籍はもちろん隅から隅まで読んでくださいね。

本を読んでも一度で全部は吸収できない

読書をする時、特に良書を読むにあたってすべてを吸収してやろうと本を読むことが多いと思います。

私自身も以前はそうで逐一メモを取りながらなめるようにして読書をしていました。

その方法は充実感や読後の達成感はあるのですが、やはり数日経つと忘れてしまうことが多いです。

めちゃくちゃ記憶力のいい人を除き、ふつうの人が読書をしても一度で全部は学びきれないというのが現実だと思われます。

なので、全部学んでやろう!

ではなく、全て学ぶことはできないから大事なところだけ吸収しようと意識を切り替えたほうが効率的です。

本を読む際に意識すべき大切なこと

では、本を読む際に具体的にどういうことを意識して読めば血肉になりやすいのか、そのポイントをご紹介します。

①今すぐ実践できそうな3つのことを叩き込む

膨大なページの中から今すぐ自分が実践できそうなことを3つだけ抜き出しましょう。

この意識で本を読み進めましょう。

え、3つだけ?少なすぎない?と思われた方もいらっしゃるでしょう。

しかし、案外3つくらいがちょうどよく欲張って5つ、10つとやると書籍の数が増えるにしたがって忘れていきます。

3つでも多いくらいで、1つ何かを得られればOK位の感覚で書籍は読むべきです。

加えて、「今すぐ実践できそうな」というのがポイントです。

いつか役に立つ、は永遠に役に立たない可能性があるので今の実生活に活かせる知恵を中心に3つ学ぶのがおすすめです。

②読了後すぐに実践に移す

本を読み終わったあと、あー勉強になった!で終了していませんか?

本から学んだことはすぐに実践して血肉にしないと意味がありません。

知識として頭にあるのと、実践して経験として蓄積されるのでは天と地ほどの差があります。

せっかく今すぐ実践できる項目を学んだのですから、それを強く意識して実生活に投下しましょう。

※合わないなと思えばすぐやめればいいです、ナイスチャレンジ。あなたの学びになりましたね。

 

シンプルですがこの2点です。

この2点を意識すれば、書籍があなたの血肉になりやすいです。

複雑にあれもこれも…とやってしまうと読書すること自体が億劫になってしまいます。

最低限上記を意識して読書に挑めば、成果が変わりますよ。

目的を持って読むのもいいが、セレンディピティこそ読書の真髄

さて、読書する際の意識について綴りましたが、ここからは本を読む目的や恩恵みたいなところに関して持論を展開しておきます。

  • 今の自分の人生を変えたい、良くしたい
  • スキルアップしたい、マインドを向上させたい

様々な目的をもって読書に挑まれると思います。

スマホが普及する昨今に本を読もうと思うだけでも素晴らしいことです。

 

ここでさらにもう一歩、読書をより面白くそして刺激的にする考え方をシェアさせていただきましょう。

それは「読書のセレンディピティ」です。

 

「セレンディピティ(Serendipity)」とは、偶然をきっかけに予想外のものを見つけ、価値を見出し、幸運をつかみ取ること

という意味なのですが読書には、もっといえば乱読にはセレンディピティの可能性が溢れています。

 

乱読とは手当り次第に書籍を読み漁ることですが、「有名だから」「ちょっとタイトルが気になったから」「読んだこと無いから」理由は何でもいいです。

3つの実践できそうなことがないかという意識で、とにかく手当り次第本を読むのです。

 

すると意外や意外、時々人生に大きな衝撃を与えるような良書に出会うことがあったりします。

誰かとの運命的な出会いをすることで人生が大きく変わる事があるように、乱読を通じて自分の人生が変わるようなバイブルに出会うことがあるのですね。

なので、私は寄り道乱読おすすめ派です。

まとめ

本というのは誰かの人生の知恵の集積です。

誰かよりなにか秀でた才能を持つ人が、人生の貴重な時間をかけて作り上げた教科書なわけです。

世の中にはそういった本が無限にあります、人生すべてかけても読みきれないでしょう。

その中にきっとあなたの人生の価値観をぶっ壊すような良い書物はきっとあります。

 

せっかくこのブログを読んだのですから、

①読書をする時は今すぐ実践できる3つのことを学ぶ

②学んだことをすぐ実践してみる

③乱読してみる、思いがけない出会いがあるかも!

この3つの学びを持ち帰ってくださいね。

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スタートアップの成功はロマンとソロバンのバランス+運で決まる https://nabewakashi.com/roman-soroban https://nabewakashi.com/roman-soroban#respond Sat, 31 Jul 2021 12:47:23 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1734 なべわかしです。会社がついに4期目に突入しました。

ありがたいことにブログを書く暇がないくらいに、せわしなく働かせてもらっています。

なにもない0から作った会社が日々大きくなってきたのを実感すると、なんだかエモい気持ちになります。

 

さて、いわゆるスタートアップとしてここまで生き残ってやってこれたわけですがタイトルにもある通り「ロマンとソロバン」というのが今回の主題です。

経営はロマンとソロバンのバランスが大事

察しがいい方はもうおわかりかもしれませんが、

ロマン:ビジョンや将来性ある事業

ソロバン:しっかりとキャッシュを稼げる地に足ついた堅実なストック事業

この2つが経営に大事だなと最近痛感しています。

 

というのも、多くのスタートアップは完全にロマンに振り切りすぎてソロバンを完全に無視して突っ走ってしまうので、何かしら壁にぶち当たったり逆風が吹くと一瞬で倒産してしまう可能性が高いです。

急成長を求められるので選択と集中で突っ走るのは必須ではあるものの、あまりにもハイリスクであるといえます。

 

一方で、ロマンがまったくないソロバン事業だけやっていてもロマンがないので人を引きつける魅力がなく、「あれ、何のために事業やっているんだっけ」と意義を見失ってしまうケースも多々見受けられます。

いわゆるリビングデッド化というやつですね。

とはいえ算盤勘定でやっていると人材単価は高騰しますし、定着率も悪いのでなかなか難しいものがあります。

 

これは完全に私個人の経験談なので、ロマンとソロバンどちらかの優劣をつけるとかはなく

あくまで双方のバランス感を意識しながら経営者は事業を行わないといけないなと思っています。

 

ロマンを掲げながら、ソロバン事業を走らせる。

この両輪があってはじめて良い循環が生まれます。

「その時」が来るまで耐える覚悟

さて、ロマンとソロバンのバランスが重要だという話を冒頭にもってきましたが、これらを指針として定めた次に重要なのが耐える覚悟です。

事業の成功にはタイミングと仲間が非常に重要だと思っていて、その時が来るのは前触れもなく一瞬です。

その波に乗り切れるかが成功の可否を分ける生命線だと考えています。

 

というのも、直近多くの上場企業の創業者やEXIT済みの起業家の話を聞く機会が多いのですが、成功を左右する一番大きな要因として挙げられることが多いのが以下2つで、

  • 時代の波
  • 優秀な人間

この2つが揃った時に事業は爆発することがほぼ全てでした。

 

ソロバン事業を確立し盤石な経営体制を築いた上で、ロマン側で常にトレンディなサービスにベットし続ける。

その過程で優秀な仲間を集めておいて、いつ爆発しても良いように備えておく。

この準備を怠らなかった企業が勝ち上がっているケースが圧倒的に多かったです。

 

なのでスタートアップはいずれくる大きな波に乗っかるために、すなわち人生で数回訪れるか訪れないかの大チャンスの運を信じて待ち続け、その運を逃さないようにロマンとソロバン両輪が回った企業を構築し備えること。

この意識を持つことが重要だなと思います。

 

ロマン全振りもまあ否定はしませんが事業進行上、精神的にもかなりダメージが有る上になにかしらバッドニュースが起きた時(競合の参入や、規制、炎上)その際のピボット不可避なほどのインパクトをモロに受ける覚悟は持っておいたほうが良いです。

投資の言葉を借りるならばポートフォリオの分散化ですね。

 

まとめ

今回はロマンとソロバンという今の経営思想についてご紹介しました。

将来的にこの考えは変わるかもしれませんが、今の所この意識を持って経営することが成功への近道なのではと考えています。

今や上場している企業も最初はソロバン事業で食いつないで、ロマンにベットし続けた結果大きな成果を出しているわけです。

あんまり表に出てこない話ですが、みなそうやって生き残り成功してきたのです。

自分の人生、ひいては会社を大成功させるためにもまずは安定して挑戦できる基盤を、あわよくばロマン事業にシナジーあるソロバン事業を構築して大成功目指して挑戦する考え方もあるんだよという話でした。

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『2020年6月30日にまたここで会おう』の響いた言葉、感じたこと https://nabewakashi.com/see-you-here-again-on-june-30-2020 https://nabewakashi.com/see-you-here-again-on-june-30-2020#respond Fri, 12 Mar 2021 18:40:44 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1720 『2020年6月30日にまたここで会おう』を読了し、中でも自分に響いた言葉や感じたことを書きなぐります。

一文無しから起業して4期目に突入する20代起業家が感じたことと混ぜ込んで書いてます。

『2020年6月30日にまたここで会おう』にて響いた言葉

『2020年6月30日にまたここで会おう』にて良いフレーズを抜粋し、自身の経験とすり合わせてアウトプットします。

※本当に書き殴りなので、時間ある時に整えます。

みなが自分で考え決めて生きていく社会

ブッダの自燈明、自ら明かりを燈して生きることが重要

誰かに依存したい、何も考えずに行きたい、そんな自分に打ち克ち考え続けて生きるのが人間

人間は考える葦

意見をばらまくことには世の中を変える力がある

無言で生きるのではなく自ら発信力を持つことがスタート

得た知識を感動した!で終わらせるのは無意味

得た知識はアウトプットする、自身の血肉にする

情報だけで満足しない、それでは何も変わらない

教養の役割とは、他の見方・考え方がありうることを示すこと

ひとつのジャンルのみを極めるのではなく、様々な学問をまたぎ学ぶこと

思考の幅、フレームワークを増やすために学ぶ。思考の整理学でも同ジャンルの仲間とつるんでいても飛躍的成長はないと記されている。

学問や学びのゴールは新しい視点を得ること

何を学ぶにせよ答えを学ぶのはナンセンス、自分にない視点を手に入れそれを実生活・実学に活かす

現在でもなんでもすぐに正解を知りたい人が多いけど、成功している社長は皆その思考過程であったり、考えを広げるヒントなどを得ようとしたりする

常に考え続けている

起業家はまず自身の「言葉」を磨け

起業する仲間、サービスを提供するお客様、投資家、従業員、ステークホルダー全ての心に響く話し方を身につける。

レトリックを学ぶ、上手い人間を徹底的に真似る。

20代から30代は社会を変える力を持つことを自覚

倒幕を果たした志士たちも、超巨大企業の現社長も常識や固定概念に挑戦したから成功を収めた

諦めずに挑戦し続けること

社会のパイオニアになるためには時間がかかる

地動説も受け入れるためには100年かかった、世代交代が要因。

新しい事業アイデアも同じ、その時を待つ。耐える。

交渉の基本は双方の利害関係を分析、整理する

商談でも提携でも相手が受けるメリットを示す。

双方の利害関係はかなり異なるので、相手に想像を巡らせること。

交渉時にアンカリングに注意

相手が提示してくる妥協点に気をつけろ。

論点のすり替えに目を光らせるべし。先回りして、相手の条件に引っ張られない、徹底的に抗戦する。

相手のニーズに応じたものを適切なタイミングで売る

徹底的に相手の状況を考える、状況に応じて訴求文を変更する

ビジネスも交渉も聞いたもん勝ち

相手のニーズを徹底的に引き出せたやつが勝つ

交渉は言ったもん勝ちではなく、聞いたもん勝ち。

ベンチャー企業は100社あっても成功は3社

人生も勝率は3勝97敗を覚悟して、飛び込め。

試行回数を増やせ。

仲間の探し方

自分と属性の違う人間と知り合いまくる

多様性を認めて、色んな人がいるコミュニティは発達する

大学とは

多様な人材や知恵が結びつく場所

組織にはある意味頭がないほうが強い

中央集権型組織ではなく、分散型組織を構築し死なない組織へ

有力者の有機ネットワークを構築する

見込みのある人間は支援

自分が成し遂げられないような理想や想いを持っている人間は支援する。

いつどこでその人物が大成するかもわからない。

質問は恥でない。積極的に。

恥は一瞬、しらぬは一生の恥。

成功と失敗は紙一重、失敗者を笑うな、助ける。

失敗をした人間を見捨てず、助ける。そういう人間になる。

事業がうまく行かなくても誰かが買収したくなる会社を目指す

「起業テーマ」と「メンバー」

取り組んでいる事業がユニークであること、誰かの二番煎じではないこと

人によって合う本は違う、バイブルは人それぞれ違う

絶対に読むべき本は人によって違う、よって多読し自分の人生を強烈に変える本に合うしかない。

30代からはハンデ。支援者に回れ

20代に死ぬほど挑戦し、30半ばからは支援者になれる人間になる

起業アイデアに価値はない、行動しかない

やるしかない、以上。これはそう。

仲間集めのキモはこいつを成功させたい!と思ってもらえるか

誰よりも強い信念、弱みをさらけ出せること。

真摯であること、逃げ出さないこと。

頭がおかしい、熱狂していると思われなければならない

プライベートなんてない、オンオフなんてなくてずっと事業に向き合える人間にしか成功はない

あんなの上手く行かないという言葉は褒め言葉。

人間としてのユニークさをみがけ

量産型人間になるな、誰かの真似をしてもなんの価値もない

自分だけのユニークな人生を創ろう

起業はユニークな人間同士の掛け合わせで成功に向かう

自分ができないことを理解し、そこを補填してもらう

掛け合わせで勝つ。

本で得た知識もそれはコモディティ化している、自分の知識と掛け合わせて価値にしよう

本を読んで実行するだけだと、二流。

それを自分の経験と掛け合わせ、咀嚼し実行する。

『2020年6月30日にまたここで会おう』読後感想

ちんたらやっている場合ではない、というのが率直な感想でした。

どこか今の会社の成長率に甘んじていた、攻めが怖くて守りに入っていた部分があったけれど、4期目攻めたいと思います。

2020年6月30日の熱気を感じたかったですが、1人の日本人として少しでも貢献できるようがんばります。

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スタートアップが少しでも生き残る確率をあげるための学びをシェアします https://nabewakashi.com/startup-survive https://nabewakashi.com/startup-survive#respond Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1686 創業3期目の終わりが見えてきたけれども、まだまだ若輩経営者のなべわかしです。

2020年はコロナやらなんやらと慌ただしい年になりましたが、本年の経営で学んだことをアウトプットしておこうと思い筆を執ります。

思いついたことの書きなぐりなので、駄文拙文ご容赦ください。

今回のテーマはスタートアップが生き残るためにどういう心構えで頑張ればいいのかや、事業戦略を考える上で気をつけたほうがいいポイントなどをシェアする記事になってますのでよければどうぞ。

スタートアップは試行錯誤の連続、心が折れたら負け

この記事を読まれている方は少なからず起業に興味のある方だと思いますが、正直会社が生き残るために大事なことは「心が折れないこと」これに尽きます。

お金がなくなろうが、誰かに裏切られようが、大炎上してもボコボコに批判されようが、心さえ折れなければ会社は何とかなります。

心は人の原動力だからと鬼滅の炭治郎君も言ってましたが、会社の心は社長なわけで社長が折れたらその瞬間会社は終わります。

私自身何度もへこたれそうになったり、逃げ出したくなったりするシーンがたくさんありましたが素晴らしい仲間たちの支えと少しばかりアルコールの力を借りて何とかまだ勝負させてもらってます。

心が折れないためにはメンタルポイントを意識する

さて、心折れないように頑張ろう!だけだとなんのTipsにもならないので少しばかりここで普段心がけていることを記しておきます。

まず前提として私たちのメンタルにも体力があり、体力がHPだとするとメンタルにはMP(メンタルポイント)があると考えています。

メンタルポイントは主に以下のようなケースに少しづつ消費されて、0になるとメンタルが落ちます。落ちると1日使い物にならなくなります。

  • 何かを意思決定する時
  • ジャンルをまたいだマルチタスクをする時
  • 予測不能な事態が発生した時
  • 人間関係のいざこざ

それぞれ見ていきます。

何かを意思決定する時

人が何かを決めるときというのは実は結構メンタルに負荷がかかっています。

この施策を継続するべきか、このお客さんに提案を再度差し込むべきかなど何気ない1日の中でも数千以上の意思決定が存在するはずです。

なので、意思決定する基準みたいなのを作っておき、なるべく意思決定を避ける/簡単にするというのがおすすめです。

ジャンルをまたいだマルチタスクをする時

スタートアップはひとりひとりが自身の役職を越えた複数のタスクをこなすことがとても多いです。

単純作業をした後に、提案資料などを作成し、打ち合わせをして、事務作業に戻ってくる。などとジャンルが全く違う作業を横断するのは脳みそもつかれてメンタルを食います。

なので、ある程度曜日ごとにタスクをジャンル分けして1日にマルチタスクにならないように整理してこなすのが良いです。

人間関係のいざこざ

人間関係のいざこざは各所で発生します。

自分の会社に関わる人、お客さま、友人、とにかく人が生活する以上何かしらいざこざが発生するのは仕方のないことです。

なので、

  • 理不尽
  • 不義理
  • 非常識

これを侵さない、あるいは侵されないようにというのがボーダーラインです。ここを害すような関係性になってしまったものはすぐに断ち切ります。何年来の付き合いとか関係ないです、一回モヤッとしたらスパッと断ち切ります。

尊敬する大社長から教わった金言です。

予測不能な事態が発生した時

自分の全く想定外のところから不測の事態が発生することも多々あります。

こればっかりは避けようがないので、上述の3つを実践してなるべく毎日メンタルポイントをへらさないように余裕を持って生きるのが吉です。

 

ここからは若干余談ですが、疲労蓄積するとどんだけメンタル強い人でもポキっと折れるんだよということを示してる図です。

自分はメンタル強いほうだ、と思っていても人は折れる時はいとも簡単に折れてしまいます。

元自衛隊メンタル教官が教える 「折れてしまう」原因は、ストレスではなく◯◯だった (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

引用:https://dot.asahi.com/dot/2016020500193.html

身体の健康はメンタルの健康、健全な肉体に健全な魂は宿る

色々古来より言われてますが体を健康に保って、メンタルポイントも削らないように頑張りましょう。

尊敬するキュービック世一社長のメンタル維持法も勉強になったので、是非ご参考に。

https://twitter.com/41hide/status/1336534489518858242?s=20

 

ここまでは心構えのような話がメインでしたが、次章からは事業構造や戦略みたいな部分の話をします。

私の学びなのでえらいピンポイントな話ですが、参考になれば嬉しいです。

toC向けサービスの成功は運が大部分

ビジネスターゲットはtoC(対個人)toB(対法人)と大別されますが、1年半ほどtoCサービスを運営した私個人の所感をお伝えさせて頂くとtoCビジネスの成功には運要素が本当に大きいです。

昨今で言えば、コロナ拡大、災害、法律の変更など外的要因変化で認知度が広まったりして爆発的に伸びるのがtoCサービスです。

コロナで一気に市民権を得たライブ配信やオンライン配信サービス、大地震の安否確認で一気に普及したLINEなど何かしら大きな要因ありきで成長を果たすことができます。

日頃からサービスを磨き込んでおく、大きなアクセスに耐えられるサーバー設計になっている、カスタマー対応の体制が整っているなど、しかるべき仕込みは当然行った上で大きな勝機を待つのがtoCサービスだと思います。

弊社はまさにコロナで一気にサービスが拡大した企業の1つですが、正直運が良かったなと感じています。

資金に相当余裕がある時はtoCサービスを仕込んで波を待つというのは良いですが、

  • リテラシーがバラバラなユーザーへの24時間対応
  • こまめなUI/UX改善
  • 予期せぬ炎上リスク

など管理コストが高い割にLTV低いな?という理不尽な時期が一定続くので、toB提案も混ぜ込めるような内容にしておかないと普通に爆死します。

属人性の高いビジネスはリスク極大

昨今YouTuber事務所や芸能事務所などで個人独立が相次ぎ、内部体制が揺らぐ事例をよく目にします。

私のまわりでも事務所事業、いわゆる個人をプロデュースするような事業を営んでいる企業は複数あるのですが正直なところほぼ斜陽です。

昨今、個人でも最初のノウハウさえ知ってしまえば、SNSなどを通じて自身をPRして稼げるようになってしまいました。

そのため、その個人が伸びれば伸びるほど事務所の介在価値はなくなっていきます。

昔であれば事務所を介してしか仕事を獲得できないため事務所の提供価値は希少でしたが、ここのパワーバランスが逆転するような事態になっています。

ですので特定個人依存、つまり属人性の高いビジネスはその個人の去就に成功を左右されかねないのでリスクが高く、少資本のスタートアップは絶対に手を出すべきではないビジネスだと思います。

事務所だけを例に上げてきましたが、ここで伝えたいことは「誰がやっても一定の成果が出せる仕組みを作れる」属人性の低いビジネスを構築することがスタートアップが生き残る上で重要だと感じます。

フロービジネスよりもストックビジネス

この1年で一番大きな学びというか教訓になったのは「資産が積み上がらないビジネスは絶対にやるべきではない」ということです。

ビジネス書ではフロービジネス、ストックビジネスなどと表現されますが、スタートアップはストックビジネス(資産性が積み上がるビジネス)で勝負しないと一瞬で消し飛んでしまいます。

フロービジネスをやっていると永遠に自転車操業で、将来を読めないPLとにらめっこし漠然とした不安に襲われる羽目になります。

資産が積み上がるストックビジネスになっているか一度自分の事業を見つめ直してみましょう。

ちなみにここで言う資産は、売上はもちろんですが

  • 月間継続売上(サブスクモデル)
  • 企業としての実績・事例
  • WEBサイトのドメインパワー、アクセス
  • SNSのフォロワー、影響力

など、いずれ仕事やお金につながる資産が積み上がっているかどうかが鍵になります。

資産さえあれば切り口を変えて次の挑戦やピボットもしやすくなります。積み上げましょう。

とにかく隣の芝は青く見えるけど、みんな何かしら辛い

自分の事業をみてるとその領域に超詳しくなるので、それはそれで素晴らしいことなのですが同時に辛いこともたくさん出てきます。

そんなときにキラキラ資金調達をして伸びている会社や、やたらとSNS上で羽振りの良さそうな経営者をみるとその人達がやっている事業は「青い芝」に見えてきます。

自分たちも同じことをやれば儲かるのでは…?

と、とにかく心がブレるシーンが結構あります、はい。

でも実際のところ上手く言ってそうな会社も蓋を開けてみると色々地獄と向き合っていたり、上手くいってる感を出してるけど四苦八苦してたり割とはちゃめちゃです。

なので、スタートアップの方は飲み会や交流会、SNSでついつい他事業に浮気しそうになるかもしれませんがその隣の青い芝は実はハリボテだったり、真っ赤っかなレッドオーシャンだったりするかもしれないというのは頭の片隅に入れておいたほうが良いかもしれません。

ビジネスサバイバル力は自己資金ビジネス創業社長から学ぶべき

この1年弊社は人との出会いやご縁によって、大きく成長させて頂きました。

特に自己資金で始められたビジネス戦闘力が非常に高い経営者にたくさん会わせて頂き、大変多くのことを学びました。

仕事のとり方や、強気の価格設定、なんとか帳尻を合わせる能力、仕事を信頼の連鎖でゴリゴリとる方法、などこれまで生ぬるかった自分のビジネス戦闘力を大幅に向上させて頂けました。

私たちは資金調達を行ったスタートアップなので、最短で急成長して成果を出すことを求められます。

しかし、時には歯を食いしばって足元のキャッシュを稼がねばならないシーンがあり、泥臭くお金を稼ぐ方法はあまり学ぶ機会はありません。

スタートアップが泥臭くお金を稼いだりしていると「リビングデッド(生きる屍)」などと揶揄されることもあるそうですが、生き残って大きな成功が掴めるのであればなんでもやってやるのが経営者としての責任だと思います。

この1年、ビジネスサバイバル力を自己資金創業社長にピッタリ張り付いて学べたのは大きな財産となりました。

スタートアップの方がこの記事を読んでいたら、2021年は非調達企業の社長に会いに行ってみてください。本当に勉強になります。

最後に

2020年もなんとか生き残ることができホッとしていますが、2021年はさらなる飛躍を求められます。

すでにステークホルダーもたくさんいらっしゃいますし、プレッシャー半端なくて震えが止まりませんが身体と精神には特に気をつけて、来年も頑張っていこうと思います。

一緒に戦ってくれる仲間と、私たちに期待してお金を預けてくださっている投資家のみなさま、私たちのサービスを使ってくれているユーザー、取引先の皆様、日頃から支えてくれる友人たち。

本年も大変お世話になりました。

来年ももっと頑張るので、引き続きよろしくお願い致します。

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起業において「計画」は99%無意味、「修正力」こそ全て https://nabewakashi.com/rectification https://nabewakashi.com/rectification#respond Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1202 起業してから1年半が過ぎました。

投資家に初めてのピッチをしてからは約1年が経とうというところですが、当初の計画からは全く違う景色が見えているなとふと思ったのでそこからの学びをシェアします。

計画は必要だがほとんど思い通りにならない

タイトルでは、起業において「計画」は99%無意味、「修正力」こそ全てと言い放ちましたが全く必要というわけではないです。

無計画で物事を始めることは不可能ですので、1%程度は計画は必要です。

 

しかし、残りの99%は計画は役に立たないので必要なのは修正力だと声を大にして伝えたい。

この1年、私たちの会社は修正の連続でした。

思いもよらない市場の変化や、人の感情の変化、法律の改正、競合の出現などといった外部要因に加え、自社のメンバーのモチベーションの変化などの内部要因によって、計画通りに進んだことはほとんどありませんでした。

起業家的な言葉で表現すると、”ハードシングス(Hard Things)“が次々に湧いて出てくるので、心休める暇もなく経営の舵をきらねばならないシーンがたくさんありました。

※ハードシングスとは、簡単に言ってしまうと会社の命運を決めるようなやっベーことです。

 

  • 計画なんてほとんどあてにならない
  • 次々降ってくる難題に柔軟に対応できる「修正力」の方が大事

 

ということを強く学びました。

成功者/有名人の計画にまつわる格言

成功者や有名人が同じような格言を残されていたので一部ご紹介します。

素晴らしい計画は不要だ。計画は5%、実行が95%だ。

カルロス・ゴーン(元日産自動車株式会社社長)

諸問題で日本経済界を追い出されてしまったゴーン社長ですが、日産を立て直したその経営手腕は本物でした

せっせと計画を立てているとき、別のことが起こる。それが人生ってものだ。

ジョン・レノン

計画を一生懸命立てたとしても、一瞬でそれを揺るがす何かが起こるということですね。

変更できない計画は悪い計画である。

プブリリウス・シルス『箴言集』

計画は「修正してなんぼ」と言うことですね。

人生はイニング、イニングごとに計画しなきゃ・・。

スヌーピー

スヌーピーめっちゃ良いこと言う、、ステージが目まぐるしく変わるので計画はその度に変わると。

戦いに備えるにあたって、私はいつも、計画は役に立たないものだ、と思う。
それでも、計画を立てることは不可欠なんだよね

ドワイト・D・アイゼンハワー

計画は一応必要だが、それが全てではない。

今日だけは、一日の計画を立てよう。
処理すべき仕事を一時間ごとに書き出そう。
予定通りにはいかないかも知れないが、ともかくやってみよう。
そうすれば二つの悪癖──拙速と優柔不断と縁が切れるかも知れない。

シビル・F・パートリッジ

計画はうまくいかないことが多いけれど、一歩目を踏み出してみようと言う名言。

何かを始めることで初めて計画を修正して物事が進むと言うことですね。

 

計画 名言、と調べればたくさんの名言が出てきます。皆同じような問題にぶち当たり悶々と悩んでいるのがはっきり分かるほどの命題なんですね。

修正力 + メンタルが起業家のための必須条件

計画することも大事だけれど、一番大事なのはその計画をケースに応じて修正する力が大事だと言うことを喋ってきましたが、それに加えて起業家にはもう一つ必要な要素があると思います。

強靭なメンタルです。

言葉で書くとシンプルですが、メンタルが折れると計画もクソもありません。

どんな逆境があっても自分が起こしたプロジェクトを最後までやりきってやると言う初志貫徹した意思、それを支えるメンタルがなければある日突然ポキっと折れて終わりです。

 

  • 変化に柔軟に対応できる「修正力」
  • 問題が起きても折れない、折れても復活できる「メンタル」

 

2つがとても大事だなと思う起業1年半めです。

(2019/10/15)

カルロス・ゴーン(日産自動車株式会社社長)

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人を動かしたいならまず自分が死ぬほど動けという話 https://nabewakashi.com/you-should-be-a-first-penguin Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1165 なべわかしです。

日々降りかかる諸問題と格闘しながら、なんとか会社設立1周年を迎えまして、色んな学びがあったのでこのブログで少しづつアウトプットしていきます。

さて、タイトルにもある通りなのですが、「人を動かしたいならまず自分が死ぬほど動け」ということについて語りたいと思います。

相手が動いてくれない時は9割自分が悪い

この記事を読んでくださってる皆さんは、プロジェクトや何かしらの活動の時に以下のような感情を相手に抱いたことがないでしょうか?

 

「自分がこんなに動いているのに相手が全然動いてくれない」

「何回言っても相手の行動が変わらない」

「俺がいなけりゃこのプロジェクトは破綻するぞ!」

 

私もつい最近まで、こういう感情を抱きまくりでした。

大きな課題やうまくいかないことが起きると、とにかく相手を批判する感情が湧いてくるのです。

「俺はこんなに頑張ってるのに、なんであいつは動かねーんだ!」

 

でも実はそういう時って9割方自分が悪いんです。

相手を責めたくなった時、大体の原因は自分にあるんです。

一緒にプロジェクトできてること自体が奇跡に近い

プロジェクトを進めていくと相手を責めたくなる気持ちが湧いて出てきます。

でも、よく考えてみてください。

日本に1億2000万人くらいいる中で、あなたと意気投合してプロジェクトをやってくれる人間がいることって本当にありがたいことなんです。

別にそのプロジェクトをしなくても、地球は回っているし、普通に飯を食っていけることがほとんどです。

それにもかかわらず有限な時間というリソースを使ってあなたとプロジェクトに参画してくれるメンバーってのは本当に感謝すべき存在なんです。

 

そんなありがたいメンバーが動かなくなってしまうのは悲しいことですが、相手を責めてはいけないのです。

相手に罵声を浴びせる前に自分の行動や考え方を振り返って、冷静になぜ人が動かないのかを見つめ返すことが重要です。

人が動かなくなるポイントは「初動」と「継続」

さて、まず原因云々を突き詰めていく前になぜ人は動かなくなるのでしょうか?

 

人が動かなくなるポイントは大きく分けて2つあると思っています。

それは「初動」と「継続」の2ポイントです。

 

①人が動かないポイント「初動」

これは最初の一歩が踏み出せず行動に落ちてこないパターンです。

この記事のアイキャッチがペンギンでしたね。あれは「ファーストペンギン」という概念を表した画像です。

ファーストペンギンとは簡単に言ってしまえば、怖いと感じる最初の一歩を勇気を持って踏み出す群れの中の最初の1匹のことを指します。

プロジェクトでもなんでも、最初の一歩を踏み出すのは怖いですよね、逃げ出したくなるもんです。

この不安に打ち勝たない限りプロジェクトは前に動かないわけです。

 

こういう時には先陣を切ってあなたが動かないと人は動かないです。

人というのはリスクを取りたくないので(もちろん命知らずな例外はいますが)、横一列を見て誰か動かないかなー?と様子を伺っているのです。

最初のドライブをかけたいときはまずは自分が動かないと誰も動かないです。

 

相手が動かない、動いてくれないとき。

本当に動いてないのはあなたの方かもしれませんので、相手を責めてる暇があったらリスクをとって自分が最初に動きましょう。

それすらできないのであればそのプロジェクトは最初から終わっています。

②人が動かないポイント「継続」

一歩を踏み出せたのものの、メンバーの動きが継続しない。

プロジェクトを走らせている時、この課題に直面するチームはきっと多いと思います。

私自身何回もこの課題に直面しました。

ここに関しては「自分の圧倒的なコミット」+「仕組み作り」に尽きると私は思っています。

ここについて次章から少し深掘ってみていきましょう。

やる気なんてものは存在しない、あるのは継続させる仕組み作り

序章で口すっぱく、自分のコミットが大切という話はしたのでここではもう語らずとも良いでしょう。

初動も継続も自分がファーストペンギンになって圧倒的に動かない限り、メンバーの動きは鈍ります。相手が動かない時は自分のコミット量が足りないのです。

 

さて、上記に加えてメンバーの継続のためには「やる気なんてものは存在しない」ということを肝に銘じる必要があります。

どういうことか。

「簡単にやる気を出す方法を教えてください!」→脳研究者「やる気なんて存在しない」

詳細説明は他の記事に任せてしまいますが、人間にやる気なんてのは存在しないらしいのです。

 

簡単に言ってしまうと、

「やる気が出ないな」→ やりたくないことの言い訳

「やる気が欲しい」→ 人は行動することで初めてやろうという気持ちになる

「やる気とは」→ やりたくない、を言い訳にするための人間の弱い心

らしいです。

 

つまり、継続的に物事に取り組むためには最初の一歩を強制的に踏み出させて慣性の法則のように行動を促す仕組み作りが必要ということがわかりますね。

 

会社に朝9時に行くのも「やる気」が出るからいくわけではないですね。

みんな9時に集まって朝礼をする、遅刻をしたら上司に怒られるなどというルールや仕組みがあるから会社に通うわけです。

半ば強制に近いようなるルールを作ることが継続への道なのです。

 

そしてそのルールを全員が、少なくともあなたは死守しないといけないわけです。

あなたが守っていないルールを誰も守ったりはしないので。

 

継続させる仕組みのポイント

さて、抽象的な話をしてまいりましたがなんとなく人が動かなくなるメカニズムについてはわかってもらえたかと思うので実際に継続させる仕組みを作るポイントをざっとご紹介しておきます。

参考にしてもらえると。

  • 相手へのリスペクトを常に口に出す、書面でもいい
  • 全体的な絵の共有(ベクトルのすり合わせ)と、中短期的なタスクの明確化
  • プロジェクトのメリットとデメリットの定期的な提示
  • 定期的な負の感情の吐き出し口の作成

相手へのリスペクトを常に口に出す、書面でもいい

大前提、これが一番大事です。

プロジェクトを進めているとどうしても相手の意見を否定したり、強い口調になったりしますよね。

でも、その分相手へのリスペクトを伝えましょう。

こっぱずかしいですよね、わかります。でも、恥ずかしくても相手に伝えるのって本当に大事です。

認められてる!って相互に思えることがチームの安定性に繋がるもんです。

全体的な絵の共有(ベクトルのすり合わせ)と、中短期的なタスクの明確化

プロジェクトをいくら継続して走らせていても、方向がてんでバラバラだったり擦り合わせできていないと力が分散して意味がないです。

やるなら一極集中が望ましいです。

限られたリソースの中、最大の成果を出すなら選択と集中、みんなで同じベクトルを向いて動いた方がはるかに効率がいいです。

 

加えて、タスクの明確化。

継続させるためにはふわっとやることを定義して足が鈍るだけです。実際に手を動かしてやることをできる限り叩いて出しましょう。

 

曖昧は敵です。

大きな絵(ビジョン)の共有と、実際のタスク落ちのバランスが重要です。

プロジェクトのメリットとデメリットの定期的な提示

大事なのは金じゃない!自分にとってのメリットは考えていない!

 

そんなチームは一瞬で滅びます。超大金持ちの娯楽であればいいでしょうが、そんなケースは稀です。

チームメンバーにはそれぞれ自分たちの生活があって、守るべき家庭があったり、経済事情はバラバラです。

プロジェクトに参加することで得られるメリットやデメリットは定期的にオープンに打ち明けておくのが良いです。

 

定期的ってのが大事です。

自分の場合は会社をやっていますが、今は事業内容が全く変わったので当初とはリターンの期間が伸びました。

受託業をやっていた時は月々の給料というリターンをいかに最大化するか、ということでしたが今ではスタートアップでIPO目指しているのでキャピタルゲインになるわけです。

つまり回収期間が伸びたり、リスクも大きくなったわけです。

フェーズが変わればメリットデメリットは変化するので、定期的にチーム内でここは擦り合わせましょう。

でないと、喧嘩の火種になったり、裏切りの原因になります。要注意です。

定期的な負の感情の吐き出し口の作成

最後に愚痴の言い合いの場をしっかり設けましょう。

長い時間を過ごすので、相手に対する不満は絶対に溜まります。

 

陰口が言いたくなります。でも「人の口に戸は建てられぬ」、絶対に相手に伝わります。

加えて人というのは、聞いた話を右から左に伝えることができない生き物です。

だから伝説めいた逸話や伝記が蔓延るのですが、悪口や陰口には尾ひれがつきます。

 

言いたいことがあるなら自分で、一次情報を相手に打ち込むべきです。

言いにくい気持ちはわかりますが、ウチはこの吐き出し口のおかげで生き延びてます。

 

負の感情は言い合った方がいいです、すごくスッキリします。

 

最後に

実体験に基づくと、こんな感じです。

人を動かしたいならまず自分が死ぬほど動けという話、という話でしたがかなり込み入った話になってしまいました。

 

もう一度最後にまとめます。

「相手が動かなくて責めたいときは大抵自分が悪い。自分が死ぬほど動いたら仲間も付いてくる。付いてこないときは仕組み化できていないか、行動量が足りない。」

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新社会人になってやるべきことは、他の人がやっていないことをやること https://nabewakashi.com/to-do-for-newrecruit Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1158 令和、元号の話で世間は持ちきりですが、新社会人の皆さんはいよいよ社会に出て働くことになりますね。

バリバリ働いてやるぞという決意であったり、仕事に対する期待であったり、はたまたしっかりと仕事をこなせるかという不安であったり色んな感情が渦巻いていることかと思います。

私も新社会人として社会に出たことがある人間の1人なのですが、新社会人になるにあたってこれだけはやっておいた方が良いということをお伝えできればと思います。

社会に出るということは現実を知るということ

社会に出る前は、いい意味でも悪い意味でも自分の中に可能性を見いだすことができます。

実際に働いたことがないので自分の中のポテンシャルを信じて、

俺はやるぞ!

私はやってやる!

という意欲に満ち溢れています。

 

希望いっぱいの人生が続いているように感じます。

というのも、企業の就職活動をする際企業のキラキラした部分ばかりを見ることが多いため働くことに対してポジティブなイメージを抱くことが多いからです。

しかし、実際に入社して働いてみると、現実は毎日同じルーティーンで出社して地道な作業をこなすのがサラリーマンの勤めだと気付くことになります。

要するに、社会に出るということは現実の社会を知る一種の通過儀礼みたいなものだと思います。

 

内定者同士の飲み会は楽しいでしょう。

先輩社員が教鞭を執っている講義を聞いてオリエンテーションを受けるのは楽でしょう。

 

そんなのは束の間、配属先が決まったらそんなおちゃらけむムードは消え去り、社会の歯車として会社に組み込まれていくことになります。

日々目の前の仕事に追われて、なんとかそれを乗り越えてもまた次の仕事が、、という毎日が待っているわけです。

社会人になるということはそういうことです。

そういう現実があるということを受け入れておかないと後でギャップに苦しむことになるので、早いうちに頭を切り替えておくことをお勧めします。

「希少価値の高い人間」を目指す

さて、社会に出るということは現実を知ることだと言いましたが、他にもたくさんの見たくない現実や理不尽をあなたは目にすることになります。

 

内定者トークイベントで自信満々に語っていた先輩社員は日々業務に遭われていて、顔がげっそりしている。

キラキラしているかのように見えた上司は、なんだかよくわからないけど仕事をしている感じだけは一丁前。

3年以上も会社にいるのに、なんかずっと怒られている先輩社員。

 

こういう情景に出くわすことが多く、理想と現実のギャップみたいなものを悟ることになると思います。

 

社会人になるというのは、そういうことです。

ドヤ顔でかつての上司に言われた言葉です。

 

ここで多くの新社会人は現実を受け入れ、会社のone of themとして埋もれていくことになります。

でもここで、埋もれてしまっていてはそれこそ人生は上がることがなくなってしまいます。

私は上記の言葉を言われて「お前と一緒にするな」と強く思い、価値の高い人間になってやろうと気持ちに火がつきました。

 

とはいうものの、実績も何もないクソみたいな若者でしかないので、自分自身の価値を高めて周りに証明しないといけないわけです。

 

私は自分自身の価値を高めるために希少価値を高めることを心がけました。

つまり、他の人がやっていないことを継続し、ブルーオーシャンな市場を狙って自分のキャリアを築いて行こうと考えました。

なんだか難しそう…と思いましたか?

実は全然難しくはなくて、皆さんがこれまでやってきたことを社会人でもそのままやればいいだけのことなんです。

勉強を怠らず、毎日自分をアップデートすること

前章で「希少価値を高める」という話をしましたが、そのためにやるべきことはめちゃくちゃシンプルで「勉強をすること」なんですね。

なんだそんなことかと思った人もいるかと思うのですが、よく会社の人を観察してください。質問してみてもいいですね。

 

「1週間どれくらい勉強してますか?」と。

 

すると、社会人ってほとんど勉強していないということがわかると思います。

小学生、中学生、高校生、大学、専門学校、とあれほど勉強をしてきたのに途端に勉強をやめてしまうのです。

日々の業務に追われて、ストレスを抱えて、休日は発散して…そんな生活を続けていくうちに誰も勉強しなくなるのです。

 

この状況ってとても美味しくて、誰もしないことをすれば自分の価値は相対的に上がるので、学生時代のように勉強を継続すればいのです。

その積み重ねが今後のあなたの人生キャリアをより良いものにしてくれると思います。

 

私もサラリーマン時代には、営業マンでしたが休日や仕事終わりにプログラミングの勉強をしていました。

あとは、こういうブログやメディアが好きだったのでSEO関連の勉強や起業に関する関連知識もアップデートしていました。

 

その結果、今では起業して自分でコードを書いてプロダクトを作っています。

身につけたSEOの知識でメディアやブログを運営して、月々の収益を得ることができています。

 

なので、自分のスキルセットは

「営業」×「プログラミング」×「メディアマーケ」です。

これは誰から教えてもらったわけでもない、自分で勉強を継続した結果の価値です。

 

新社会人の皆さん、入社したてで右も左もわからず気持ちが浮ついてしまう気持ちも十分にわかります。

しかし、今後のキャリアはずっと長いです。キャリアの選択肢を増やすためにも、これからも自分の可能性を潰してしまわないように「勉強を継続」していきましょう。

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【起業備忘録】私は起業にあたりここで失敗を犯しましたリスト https://nabewakashi.com/failures-of-startups Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1149 起業しラウンドが進んでいくにつれて初心を忘れてしまってはならん!ということで自身が起業するに当たって失敗したなぁと思うことを赤裸々に綴っておこうと思います。

正直めっちゃ恥ずかしいです。基本中の基本みたいなところで躓いたところもあります、赤面ものです、穴があれば入りたい。

この記事が起業した人、登記中の人、起業家志望の人、起業を志す皆さんの糧となれば幸いです。

※会社はようやく1期を終えるところです。

失敗①日本政策金融公庫の調達で業者に相談した

まず弊社は序盤にデッドファイナンス調達(負債借り入れでの調達)を決定し、日本政策金融公庫の扉を叩くことにしました。

国の資金を入れるのは初めてだったため、勝手がわからずネットで調べまくっていたところ借入成功率が90%とかの実績を持つ日本政策金融公庫のプロ業者がたくさん出てきて、彼らにお願いすることにしました。

しかし、この選択は実はあんまり宜しくなく、成功率は高いものの成約単価が希望額よりずっと低かったり、手数料で結構お金を取られたりする散々なものでした。

税理士さんに相談すると

「ああ、ウチから紹介するよ。手数料?ああ、いらないいらない」

と、手数料無しの希望満額をすんなり通過できました。業者いらんやん…

税理士先生曰く、税理士の方が信頼度高い上、担当者とパイプを持ってることが多いのでまず税理士に相談しろと言われました。結果的に調達は成功しました。

ただし、業者に払った着手金は返って来なかったので、皆さんはまずは税理士さんに相談に行きましょう。

私の屍を越えていってください。

失敗②単一プランに依存しすぎた

詳細はNDAがあるので綴れないのでふわっとお伝えすると、何事もプランは複数持つべきだと痛感しました。

あたかも完璧に見えるプランでも、どれほど人に賞賛されるプランでも、何か1つが綻ぶと途端に全てが破滅の音を立てて崩れ去って行きます。

弊社は2度崖っぷちに立たされましたが、その内一度は単一プランに依存しすぎたためです。

プランを複数持つという表現よりも逃げ道をたくさん作っておくというのが近いでしょうか。

以前の私であれば即倒産レベルだった思うのですが、自身がエンジニアとして活動した人脈があったからこそ何とか生き延びることができました。

「いやいや、俺はそんなミスを犯さねーぜ!」

って思って読んでいる方ほど要注意です。私も複数プランを用意しつつ進めていたものの、トントン拍子に進んだ結果いつの間にか袋小路にいたのです。

その都度その都度に自身の立ち位置を考え、元いた分岐点に逐一戻れるか考えつつ石橋を叩いて渡るぐらいがちょうどいいのかと思います。

勢いだけではやはり死ぬときは死にます。

失敗③人を過剰に信用しすぎた

輝かしい経歴をもった人、肩書きがすごい人、有名会社の役員、などなど実際に会うとちょっと気持ち的に腰が引けますよね。

それは彼らの見てくれに気圧されるからです。人は事前情報や第一印象でその人の人となりを判断してしまうという困った特性を持っています。

我々起業家もたくさんの人と会う機会が多いので、この人すごいなーとか敵わないなーとか思うわけです。

しかし、そういう見てくれで人を安易に信用してはいけません。

私たちも経歴が頼もしく、話上手な俗にいう「すごい人」に散々振り回されました。

金銭的損失というよりも、時間的損失が甚だしく今でも憤りが半端ないですが、それを見抜けなかった私たちがあまちゃんだったというだけの話です。

資本主義ゲームにおいて、情弱は食われて終わりです。

以下の記事でも綴っていますが、大事なのは「信用」ではなく「信頼」の構築です。

https://nabewakashi.com/shinyou-shinrai

我々起業家は、「信頼」できる人間をいかに増やして、いかに見てくれの虚像に騙されず本質を見抜く目を養うか、そこに会社としての生死が左右されると思っています。

失敗④仲間へのリスペクトを怠った

起業で一番大切なものは何でしょうか。

お金?プロダクト?情報?オフィス?どれも正解ではなくて、答えは火の目を見るより明らか「一緒に戦ってくれる仲間」すなわち”人”なんですね。

ぶっちゃけ1人でもある程度は稼げます。フリーランス時代にもうまく立ち回れば月100万の稼ぎは到達できるステージでした。

でもそれではいつかは頭打ちで、どこかで限界がきます。

alone fast, far together.

一人では早いが、みんな一緒ならより遠くへ行けるという言葉がありますが、まさにこの通りでより大きなことを成し遂げようとするならば仲間が不可欠なのです。

弊社の状況が芳しくない時に仲間内のタスク量の差異に不満を感じ、メンバーに憤りを感じてぶつけた時がありました。明らかに仕事量に差があったので、彼の話をろくにも聞かず糾弾しました。

「彼を除いてやった方がいいんじゃないか」という思いが、ありましたがそれは愚かな考えだと後々気が付きました。

単純に適材適所ができておらず、彼が力を発揮できるポジションを用意できていなかった。

もちろん自発的に動かない彼にも非はありますが、スタートの特性上役割の切り分けが難しく、確固たる仕事領域を定義できていなかったのがよくなかったです。

 

よくよく考えれば、仲間と1つの目標に向かって本気で会社をやるというのは奇跡に近いわけです。

血も繋がっていない、思想も違うそんな仲間と同じ方向に向かって何かに取り組めるのはめちゃくちゃすごいことなんだと気が付きました。

皆さんも起業をすると絶対に仲間と喧嘩します。人は弱い生き物なので、自分が上手くいっていないと何かに当たり散らしたくなります。

でも、そうなった時に仲間へのリスペクトを忘れてはいけません。

まず疑うべきは仕組みや環境、そして自分自身です。

それでも、言いたいことがある場合には「お前の人格を否定するわけではないのは、前もっていっておく」と断りを入れた上で建設的な喧嘩をしましょう。

失敗⑤自分の殻に篭りすぎて病んだ

起業家はなかなか人に相談できないポジションにいます。

色々なプレイヤーの板挟みポジションに位置するため、常にストレスフルな悩みに晒されます。

加えて、この辛さを理解してもらう相手は同じ起業家であるか、半端ない理解度のある投資家さん、創業メンバーぐらいに限られてきます。

場合によっては色んな悩みの事象が重なりすぎて夜眠れないこともあったりします。

ですので悩みを解消できる趣味をもったり、アホなことで笑いあえる親友を持つなど、起業から一歩外に出てすっかり本業を忘れることができるコミュニティをもっておくことが不可欠だと思います。

メンタルを病むと、とにかくアイデアが出てこない。全てが停滞して、パフォーマンスが著しく落ちます。

自身のメンタルケアも起業の成功を左右する大事なファクターの1つです。

最後に

この起業備忘録は私が起業で失敗を犯すたびに更新されていくリストです。

コメント大歓迎です。

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【起業したい方へ】「持たざる者」が起業する際に本当に必要なもの、スキル https://nabewakashi.com/requirements-for-starting-business Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=934 学生時代に2社立ち上げ、直近で1社起業した経験から「社会的地位」も「経済力」も「コネ」も持ち合わせない所謂「持たざる者」が起業する際に本当に必要だなと思うものを綴っている記事です。

項目全てが必須というわけではないですが、自分の経験に加えて成功している仲間はみんなこの項目を満たしていたので、成功確率を上げるためには確実にあったほうが良いものばかり列挙しているので、是非参考にしてみてください。

やる気とか、継続する心とか起業しようとする人に備わっている当然の項目は省いています。

ビジネスモデルの大量インプット

起業しようと思うなら、まずはビジネスモデルを大量にインプットしましょう。

とにかく色んなビジネスモデルの情報を浴びることが大切だと思います。

「車輪の再発明」という言葉が有名ですが、自分が1から考えたアイデアなんて誰かがもうすでに考えて実現しようと試みたことがある、またはすでに実現されているはずです。

世の中には自分よりも数段賢い人たちがいっぱいいます。天才と呼ばれる人間なんてごまんといるのです。

そういう人たちとアイデア出し勝負をするよりも、とにかく優良なアイデアや考え方に触れる方がはるかに効率的です。

そうしているうちにようやく、「あれ?この領域結構課題あるな。」とか「これとこれを組み合わせればいけるんじゃないか?」みたいな価値あるアイデアに繋がるので、日頃からビジネスモデルをとにかくインプットしまくることをおすすめします。

どうやってビジネスモデルなんか勉強すればいいの?という方もいると思うので、補足しておくと前述の通り世の中には賢い人がいっぱいいるので、有名サービスだとビジネスモデルを図解した画像が落ちていたり、ビジネスモデルのまとめ本とかがアマゾンとかで売っているのでそういうものを片っ端から調べてみて下さい。めちゃくちゃ勉強になります。

ちなみに何だかよくわからない起業セミナーや、起業で成功している経営者の講演会、自己啓発本を読む意味はほぼ皆無です。

※自己啓発本はレッドブル的な役割+会話の話題作り的なものだ、と思った方が良いです

そういうのに足繁く通ってる、頼っている友人は大体起業していないですし、起業しても儲かってないです。

起業をするならとにかくビジネスモデルを、商売を勉強した方が良いです。

 

プログラミングスキル

次に必須なのはプログラミングスキルです。もっと砕いていうと、自分でサービスを構築できる力ですね。

起業するとプログラミング等いらなさそうな領域でも、絶対にどこかでテクノロジーでの解決が必要になります。

会社のホームページ、スタッフ管理システム、メディア、ブログ、サーバー管理等々、とにかくコードは避けては通れません。

私も学生時代に人材領域で会社をやってましたが、如何せんプログラミングができなかったため本当に苦労しました。(オフライン営業のみでの事業展開+外注でボラれるなど散々でした)

プル型営業もできないし、テクノロジーにも圧倒的に弱いという当時のオワコンな私に興味ある方はどうぞ。

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semminer at univ

また、起業したらわかると思うのですが、既存のステレオタイプな事業が存在するところに切り込んで行こうと思ったら、大体既得権益ガチガチな年配者に一瞬で消されます。

テクノロジー系のソリューションを持ち込んで差別化を図るなど、持たざる者が何かしら優位性を出そうと思った時にプログラミングは絶対必要になります。

えーでもプログラミングは難しいから無理そう。CTO任せじゃダメ?

中にはCTOにテクノロジー領域を任せきりなCEOもいると思います。しかし、テクノロジーが全く分からないCEOについていきたい酔狂なCTOが世の中には何人いるでしょうか?

よほどの自信があるならプログラミング無しでチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

ちなみに私は2ヶ月ぐらい死ぬ気で勉強して、サイト作れるようにはなったので本気で起業したいという意思があれば余裕で身につくと思います。

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交渉力・会話力

事業内容がなんであれ、仕事が取れるかどうかは社長の交渉力・会話力にかかっています。

いくらサービスが良くても、いくら技術力があっても、いくら安くても、それを「魅力的に」伝えることができなければ売上は0円のままです。

営業だけではなく、創業融資を引っ張る時でも、投資をいける時でも、外注する時でも交渉力がないと足元をみられて何事も進まなくなります。

交渉力・会話力は本当に必要だなと思います。

自分は口下手だし、自信ないな…

私自身口下手ですし、最近は人にあまり会わないでメール・チャットなので人前で話す時には本当に緊張して上がります。

(大手でのミーティングプレゼンで緊張しすぎて、大丈夫?と心配されたこともある私が言うので問題ないです。皆さんの方が上手いと思います。)

しかし、事前に話す内容や伝えたいことはしっかりとFIXさせ、核心が伝わるように話すことができるように工夫しています。

事前準備でこの辺はなんとかなるので、日頃から練習しておきたいですね。

年収数百万円~数千万円位のモデルとなる経営者

起業をしたいと思った時にモデルとなる経営者がいるかどうかは非常に重要だと思います。

事業モデルは違えど、年収数百万円~数千万円位の社長であれば比較的再現性のあるビジネスモデルであるケースが多いので模倣性も高く、ノウハウも盗みやすいです。

また、実際に事業を回している様子や社長としての姿勢、言動も良いところを盗んだり、逆に良くないところも学べるので目の前に起業の教科書がある感じです。

「社長のかばん持ち」と言うのがあると思いますが、あれはめちゃくちゃいいと思います。運が良ければコネや、他のモデル社長をゲットできたりするので、いい事しかないですね。

一方で、スティーブ・ジョブズや孫さんみたいなカリスマ経営者や総資産100億ある経営者、バイアウトして20億の資産持ち経営者のような雲を何層も突き抜けてしまっているような経営者は正直なところ次元がもう違いすぎて参考になりません

持たざる者はまずは実現可能な比較的スモールなところで成功体験を積んでいき、その後にまだ上に行けそうであればベットする、と言うような戦略が良いかと思います。

起業にあたってよくある質問

起業したい!と言う人と最近よく会い話をするのですが、その時に聞くよくある質問例を書いておきます。

これはあくまで1起業家の個人的な見解です。正解か不正解かは個人の判断にお任せします。

「ふーん、そうなんだー」くらいの感覚で流し読んで頂いて結構です。

起業するのに500万くらいかかるもんなんですか?

事業モデルがどんなものか聞いてないので断言はできないですが、基本そんなにかかりません。私は学生起業スタート時は残高5万円くらい、今の会社で30万くらい(貯金は別)で始めることが出来ました。

飲食店とか実店舗モデルは確かに初期費用かかったりしますが、個人的にはインターネットなどを利用した初期費用の小さい事業からスタートするのがリスクも小さくおすすめですね。

補足しておくと、株式会社だと最低でも26万円、合同会社だと10万円くらいで創業できちゃいます。

いいアイデアではないですが、起業するべきですか?

アイデアが良いかどうかを検証するために起業はするもんだと思っています。

良いアイデアならお金になりますし、そうでないならお金にならない、非常にシンプルです。

ただし、初期費用などが大きくリスクが高いものに関しては小さくPDCAを回せないもんかと、すなわち仮説検証できないかどうかをしっかり検討すべきです。それで行けそうならGOかと。

上手くいくか不安です。起業塾は利用した方がいいですか?

起業塾卒業した人に会ってみてください。または起業塾卒業生の現在の肩書きをみてください。大体起業してないですよね?そう言うことです。

ちなみに、不安を感じている時は「将来の不確定要素」がある時です。

とにかく調べまくって、知識を身に付けることで不安が解消されるならあとは覚悟だけです。

人脈が全くありません。

Yenta(ビジネスマッチングアプリ)、Linked In(ビジネスマッチングアプリ)、Twitter DM(SNS)、Facebookのビジネスグループ(SNS)、挙げればキリがありませんがインターネットがフルに使える時代です。

多少煙たがられてもいいので、とにかく当たって砕けろの精神でいろんな人に絡んでみましょう。そうすればいつの間にか人脈ができています。

初めは質にこだわらずいきましょう。人と会いまくっているとMLMの人(ネットワークビジネス)や怪しい商材を売っている人、ただの飲み友達、ビジネス友達、みたいな形でだんだん属性がわかってくるので、慣れてきたらその辺も精査して効率化すると良いです。

この辺は初めはとにかく量をこなすのがコツかと。

起業の知識が0です。勉強した方がいいですか?

月2万から税理士の顧問先生をつけることが出来ますので、先生につきっきりで質問しまくりましょう。

先生はその道のプロです。本当に頼りになるので、勉強させてもらうのが早いです。

そのお金がもったいない場合は、起業相談所とか商工会議所に行って無料相談しましょう。世の中結構無料で色々教えてくれます。

 

※ここの欄は質問が出るたびに更新します。

最後に

私自身まだまだ高みを目指している道半ばの現役起業家です。

至らないところもたくさんありますが、良い仲間に恵まれ助けられています。

 

最初は自分も起業するのは不安で、自己啓発本読みまくってセミナーに行っていました。(本当に今思えば、何の実りにもなっていないです)

世の中ってのはすごくシンプルで何かをやりたいと思った時に、それほど多くのものは必要ないんですね。

起業塾の広告だとか、世の中の偉い人の言葉とか、自分の人生に後悔している人とかがこれから挑戦しようとしている人の後ろ髪を引っ張ってるだけなんですね。

 

本当に「起業したい!」と思うのであれば安易な高額商材や高額塾に手を出すのではなく、まずは自分で起業について徹底的に調べてみてください。

自分の時間と労力を使って汗をかいて、苦しんでようやく「業(なりわい)を起こす」ことが出来るのです。

この記事が皆さんの起業のお役に立てれば私は嬉しいです。

起業したらランチしましょう。Twitterからご連絡ください。

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就活で行きたい企業が特にない時に志望企業を絞る効率的な方法 https://nabewakashi.com/effective-way-of-choosing-company https://nabewakashi.com/effective-way-of-choosing-company#comments Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=551 就活とは、自分の人生と向き合い、自分の将来を預ける企業を決定し、社会人としての一歩目を踏み出す大きなライフイベントです。

「絶対に失敗できない」「自分が必要とされるのか」という不安が渦巻く一方で、「社会人として活躍したい」「世の中に価値を生み出したい」といった希望の感情も自分の中に芽生え、不安と希望が複雑に入り混じるのが就活です。

近年までは売り手市場が続き、多くの選択肢の中からキャリアを選べましたがコロナの影響で就活市場は段々と厳しくなってきました。

さらに、就活生としても実際に働いた経験がない中で企業をどうやって選んだらいいかわからなかったり、特にやりたいことがないけどフリーターは困るので企業に就職しないといけなかったりと、そもそも企業の選び方がわからないという就活生も増えています。

膨大な企業の選択肢の中からどのようにして自分に合った企業を選べば良いのか。

この記事では、特に行きたい企業がない時に、効率的に志望企業を選ぶ方法についてお伝えしたいと思います。

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自分の意思なくテキトーに企業を選べば必ず失敗する

failure of choosing company

企業の選び方について説明する前に必ずお伝えしておきたいのが、就活で自分の意思なく企業を選んだ場合、必ず失敗するということです。

失敗というのは企業に受からない、という合否だけの結果においての意味合いだけでなく、自身の人生においてキャリア選びで失敗するということです。

私自身、起業して世の中にインパクトを与える仕事をしたいと考えていましたが、ビビって就職を選んでしまいましたがその結果、半年間後悔と自責の念に苦しむ羽目となりました。

詳しいお話は以下の記事で語っているので、社会人のリアルを知りたい方は是非読んでおいてください。

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geers

失敗の典型例としてよく挙げられる例が「皆がいいという企業を選ぶ」「就職偏差値が高い企業を選ぶ」「誰かに勧められた企業にいく」という他人依存の就活です。

入社後のギャップに悩まされ、すぐに退社していった友人を何人も見てきました。新卒で入社した企業を「やっぱり違う」と感じて辞めていってしまいます。

そして、彼らに共通していたのが、自身の意思なく就活している、ということでした。いや、意思を持っていると思っていてもかなりの割合で他人の評価軸で就活を進めているという表現が正しいかもしれません。

就活生の平均年齢が22-24歳、これからのキャリアは40年も続いていきます。そのキャリアの入り口として、就活で意思決定する訳ですから、あくまでもキャリアを選ぶのは自分でなければならないのです。

納得させられて選ぶ、のと自身で納得して選ぶのでは後々如実に差が出てくるものです。就活では自分の意思で納得して企業を選びましょう。

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就活で企業を効率的に絞る方法

では、就活では一体どのように企業を選んでいくのが良いのでしょうか?

最も効率がいい方法は消去法です。

ちなみにただ闇雲に消去法をしていく訳ではなく、就活用にカスタマイズされた消去法というイメージを持つと良いと思います。

やりたいことや自分の興味関心ががっちり決まっている就活生は自身の興味関心を元に企業を見ていけばそれほど志望企業の選択に困らないですが、行きたい企業が特にないときに、それでも企業を選ばなければいけないという状況は正直苦痛です。

さらに膨大な選択肢や、周囲から受けるプレッシャーがさらに自身を焦らせます。

そんな時に企業を効率的かつ、自身の意思で効率的に絞ることができるのが消去法なのです。

消去法を薦める理由

なぜ企業を効率的に絞るために消去法が良いのか、という質問には2つ理由があります。

合理的な意思決定が可能

1つ目は消去法を用いると、合理的な意思決定が可能になるという点が大きいです。

たくさんの選択肢を用意されるとあたかも自分は自由であるかのようにあるかのように錯覚しますが、実は不自由に陥ってしまっているということを多くの人は気づいていません。

そのため、いつまでたっても選択肢を絞らず(ないしは適当な方法で絞って)現実を直視しないまま就活を続けます。

もし仮にあなたが金融業界の営業マンにしかなれない、と言われたらどうでしょう?

確かに選択肢は少ないですが、やること(対策)は明瞭なので下手に他の選択肢に目移りすることなく1点集中が可能です。

消去法を用いることで合理的に選択肢を減らすことができ、絞られた選択肢の中から企業を選ぶというのが特に行きたい企業がない時にとる戦略です。

効率的に選択肢を減らすことが可能

消去法を用いることで合理的な選択が可能になるということは、明確な理由を持って他の選択肢を論理的に削ることができるようになります。

その結果、これまでのようにお化けのごとく選択肢が復活することはなく絞った選択肢の中で企業を選ぶことができるようになるので効率性を追求できます。

1万社の中から企業を選べと言われるのと、100社の中から企業を選べと言われるのでは難易度が全く異なります。

消去法で合理的かつ、効率的に素早く志望企業を絞り込み次の分析に時間を当てる方がはるかに効率的です。

消去法の具体的な実践方法

では、就活で企業を選ぶ際の消去法の具体的な実践方法についてご紹介していきます。

この方法は本当に自分で企業を選ぶことができない就活生に相談を受けた時にご紹介している最終手段です。自分なりにアレンジして都合の良い部分だけ抜き取って活用してみてください。

自分の軸を用意する

自分の軸がある程度なければ消去法を行う際に選ぶ基準がなくなってしまいます。

消去法で企業をバッサバサと絞っていく前にまずは自分の就活の軸をざっくりとでいいので確認してみましょう。本当にざっくりでいいです。

 

「親がいい会社だと褒めてくれそうなところ」

「30歳で年収が600万」

「飛び込み営業はやだな」

「残業は少しならOK、残業代がしっかりでるところがいい」

 

こんなレベルでいいです。紙に書き殴ってみましょう。丁寧にワードとかにまとめる意味は皆無なので自分の希望をザート書き出してみましょう。

ここでのコツは「考えすぎないこと」です。

就職して働いたことがないのに、あれこれ考えてもいい考えが浮かぶはずがありません。ゴールはあくまでも企業を絞り込むことなので、ここで自分の軸を綺麗にまとめることは手段に過ぎません。

 

ざっくり考えてみると、意外とたくさん出てくると思います。

「残業代が払われる」「基本給が固定で出る」「転勤がない」と行った基本的な内容でも問題ありません。

業界一覧を知り、業界を決定する

自分の軸を決定できれば、次にいよいよ業界について見ていきます。

自分の軸が決まれば企業一覧を見てしまいがちですが、消去法で効率的に企業を選ぶためには業界から絞っていきましょう。

業界を見てみると、「金融」「広告」「IT」「美容」など幅広く多岐に渡っていることがわかります。

業界の中から2、3業界にまで絞っていきます。それ以上の業界を残すと後々の絞り込みがきつくなりますので、この時点である程度絞り込んでおきたいですね。

絞り込み方は消去法で絞っていきます。「金融」は興味がないな、「美容」も自分に合わないな、「広告」はなんかいいな、保留しよう、、こんな感じで進めていきます。

その際、絶対に行きたくない業界は斜線を入れて消去し、各業界を1点-3点でランキング付けしていくと効率的です。

残った3点のついた業界をとりあえず第一志望の業界とします。

業界構造を分解して俯瞰する

業界について絞ることができれば、選んだ業界の業界構造を分解して見ましょう。

例えば、広告業界1つとっても総合代理店(テレビ広告などを扱う広告代理店)、専業代理店(WEB広告などをメインに扱う代理店)、ベンダー(広告分析ツールや、配信システムを提供する中間業者)など、いろんなポジショニングのプレイヤーが存在します。

業界内にそのようなプレイヤーがいるのかをしっかりと調べた上で、消去法を実行して行きましょう。

選んだ業界の今後の展望を知る

業界を絞り、業界に存在するプレイヤーについて知ることができました。

ここで職種選びに入っても良いのですが、選んだ業界の今後の展望についてはしっておきたいところです。選んだ業界は今伸びているのか、それとも下げトレンドなのか。

業界内のプレイヤーの数は今後も増え続けるのか、それとも業界内の競争が激化して数が減少するのか。

自分が今後40年携わるかもしれない業界の未来について少しだけでも良いので知っておきたいところです。

いずれにせよ、面接の時に志望業界の展望については知っておかなければ話すことができないので、早めに知識をつけておくことをオススメします。

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自分の意思なく企業を選べば必ず失敗する

failure of choosing company

職種を知る

業界を絞り、業界においてどのような会社が存在するのかが分かればどのような仕事があるのか見て行きましょう。

金融業界の銀行であれば、「個人営業」「法人営業」「アクチュアリー」「プライベートバンキング」など、色々な職種があります。

この仕事はできそう、この仕事は向いてないなというようなイメージでもいいので消去法で職種を絞って行きましょう。

働いたことのない就活生にとって職種のイメージはつきにくいものです。企業主催に説明会などに行って業務内容を質問したり、OB訪問などに行って直接仕事内容を聞くのが良いでしょう。

選んだ職種で得られるスキルの汎用性を知る

職種を選ぶ際に落としたくない視点が「その職種について得られるスキル」です。

営業という職種を選んだとして、その職種ではどう行ったスキルが身につき、今後のキャリアでどのように活かせるかということまでしっかりと考える必要があります。

自分に向いてそうだから選んだ、というのも問題はないのですがその職種を選ぶことで将来の自分の活躍の幅が広がるのかどうかまで思慮が及んでいると、自身のキャリアプランの幅も広がるのでなお良いです。

企業のフェーズについて知る

業界、職種を選ぶことができればここで企業の「フェーズ」について考えて行きましょう。

スタートアップ、ベンチャー企業/中小企業、大企業などの会社の規模や成長度合いをベースに企業を分類し、自分に合ったフェーズについて考えます。

スタートアップ

企業の社員が数名のフェーズ。1人1人の裁量権が大きく色んな仕事を経験できるが、激務であることが多いです。よほど理念に共感できる、ないしは圧倒的な独自スキルを身に付けたいという方以外はオススメしません。

ハイリスクハイリターンと言えるフェーズです。

ベンチャー企業/中小企業

社員数が30人から200名程度の企業フェーズです。この中でもさらに成長期/安定期/成熟期と行ったフェーズにそれぞれ分けられます。

成長期であれば、会社の拡大期なので裁量権を持って仕事をすることができますが、スキルや責任感が求められます。安定期や成熟期はルーティーン的な作業を淡々とこなす仕事内容が多いフェーズになります。

大企業ほどの安定はいらないけれど、そこそこの安定を得られながら経験を積みたい就活生には良いフェーズだと言えます。

大企業

世間に名を轟かせる社員数が300人以上いるような企業のフェーズです。仕事も細かく細分化され、システムが非常に行き届いたような企業体制になっていることが多いです。

そのため、安定的なキャリアを求める就活生、ないしは世間的な体裁を求める学生であればこのフェーズがとてもマッチするでしょう。

企業を選ぶ

お疲れ様でした。ここまでくればあとは企業を選ぶだけです。

消去法で業界/職種を絞りこみ、業界の展望や職種で得られるスキルについて知識をつけ、企業のフェーズまで絞りこめば自ずと企業も絞られてきます。

数千社ある中からかなり具体的に企業を絞り込むことができたのではないでしょうか?

それでもどうしても行きたい企業が見つからない。そんなあなたは、JobSpring(ジョブスプリング)で適性のある大手・優良企業を紹介してもらいましょう。就活のプロに自分の将来や興味関心を話すことで、あなたが向いている業界や仕事がわかります。

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最後に

やや強引とも取れる企業の絞り込みの方法ですが、この方法を使えば必ず志望企業を絞り込むことができます。

最後に絶対に伝えたいことは就活での企業選びは絶対に自分の意思で行おう、ということです。

私自身新卒で入社した企業にギャップを感じ半年も経たずに辞めてしまいました。今自分で会社をやっていますが、初めからこうしていればと後悔する自分もいます。

文系社会人がエンジニアに転身して2ヶ月で月60万稼いだ話でも語っていますが、私は自分のスキルを身に付けて働いた分だけ稼げる「エンジニア」や自身で人をマネジメントし成果を出す「経営者」という職種が向いていました。

それに気づくまでに半年という時間を費やしてしまったのです。

  • 企業の選択肢が多すぎて絞り込めずにとにかく言われるがままエントリーをしている
  • 企業の選び方分からずまだ就活で何も行動を起こせていない
  • 適当に受けまくる現状は良くないなと感じ始めている

この記事がそんな就活生の一助となれば本望です。

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新しい挑戦への寄り道として就活を選んだ先には何も無い https://nabewakashi.com/messages-for-newsociety https://nabewakashi.com/messages-for-newsociety#comments Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 http://nabewakashi.com/?p=377 社会人として働き始めた頃、学生を卒業したての私は膨大な選択肢とその不確定の未来への可能性に自惚れ、挑戦無き日々を”流されて”生きてしまいました。

 

自分は他の人間と違うんだ、迎合しないんだと誓った意思はいつの間にか薄れ、気づけば代替可能な社会の1パーツ、所謂One of Themに成り下がってしまっていたのです。

 

社会人になるにあたって、特に将来自分の夢を叶えるための寄り道や一旦の身寄席としての就職を選んだ人には特に伝えたい話です。自戒を込めて赤裸々に綴るので、ご興味があればそのままスクロールして頂ければ幸いです。

希望に満ちた新社会人生活

newsociety

新社会人初日。

真新しい皺のないスーツと、ピカピカの卸したての革靴を身に纏って通勤していると、不思議と”何か得体の知れない自信”を纏ったような心持がします。

 

「いよいよ今日から働くぞ」

「会社に何らかの形で貢献する!」

「同期で一番になってやる」

 

そんな気概を持って、一歩一歩大地を踏みしめ、自信に溢れた足取りで会社に向かいます。

 

そんな朝の通勤時には何百、何千ものサラリーマンを目にします。

そして辺りを舐めるように見渡すとスーツが皺くちゃで、革靴も傷だらけで踵のソールも擦り減っているサラリーマンが目につきます。

 

「なんでこの人はもっとしっかりしないんだ?」

「俺はこんなだらしない生活はしない」

「規律正しく生活して、お金を稼ぐんだ」

 

“不思議な自信”を纏った私は未分不相応にもそんなことを思ったわけです。

自分は決して社会の歯車になんかなったりしない、と。

 

geers

 

そして意気込みだけがだんだん募り、新人研修をこなすためだけに会社に通います。

実際のところ新人研修の間は私たちはまだ”お客様”です。新人研修はお客様気分で参加するので、面倒な仕事や不条理などに直面する場面は一切ありません。

本当の実務をこなすわけでもなく、ひたすらに座学やロープレといった”実務の練習”を淡々とこなすだけでお金がもらえます。

なんの責任もないこの練習を上手くこなすと”上司”から褒められ、さも学校にいるかのように研修のスコアを競うのです。

これは非常に心地よいことです。

 

仕事内容が何であれ、”上司”は入ってきた新人が会社に忠誠を尽くしてくれる人材に育つことを狙って徹底的に新人を持ち上げてくれます。

 

こんな感じで最高の環境で日本では何のスキルもない新人がお給料が貰えます。お金とは労働の対価で発生する報酬であるはずですが、日本ではお給料は先払いされるのです。

 

なぜ日本ではこのようなシステムが成り立つのかという、詳しい仕組みは以下記事にて綴っているので参照ください。

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recruiting

 

今思えばクレイジーなシステムなのですが、周りは誰もそれを疑うことはしません。

こうして会社に足を運べばお金を貰えるという天国のような状態に慣れていきます。

 

実務開始後の不条理の連続、そして感覚の麻痺

tonnel

夢のような研修期間が終わるといよいよ配属先が決定し、実務に入っていきます。

実際に研修を終えると、会社の”現実”と対面することになります。

 

研修期間ではあんなに明るく接してくれた上司や先輩社員の面持ちは決して明るいとはいえず、毎日同じルーティーン作業をひたすらこなすだけの日々を目の当たりにします。

 

会社の崇高な理念を語り、自信の将来のキャリアプランを自信満々に語っていたはずの尊敬できる先輩は会社の仕事を第一優先しプライベートを犠牲にしながらも必死に業務に励んでいました。

 

将来起業をするんだと語る先輩は、期限無く日々の作業をこなすのに終われ、辞める時期を逃しズルズルと働き続けた結果、「いつか、いつか」というのが口癖になっていました。

 

私はそんな光景を目の当たりにして、「自分は決してこんな風にはならないぞ」と当時は思ったのを覚えています。

 

そして、ついに真の新人教育も始まります。

優しさに溢れていた尊敬できる上司は、一人のサラリーマンとしてお上からの通達に従い己の意思なく数値目標を追い、新人をアメとムチを使い分けとにかくいうことを聞く”使える奴”に仕立て上げようとします。

 

「お前はそもそも基本がなっていない」

「やり直せ」

「自分の頭で考えろ」

「お前なんて何の成果も残せない」

 

所謂「鬼詰め」という高圧的なマネジメントを介して新人を懐柔しようと試みるのです。

研修時代に散々持ち上げておいて、実務に入ると散々言われるわけですから、新卒の皆は「自分はダメなんだ、もっと頑張らなきゃ」とだんだん自身を責めるようになります。

 

「自分が悪いんだ」

「とにかく怒られないように言われたことをやろう」

「先輩と同じように振る舞えば怒られない」

 

そんな思考に陥ります。

自分の意思で物事を決定し、行動するという機会が激減していくのです。

 

ある日、とある往訪先。
本日は新商品の提案でもなければ、定例会でもありません。

「謝罪」のための往訪です。
仕事でミスがあったために、相手先に謝罪に行きます。

会社では誰かのミスは皆のミス、という精神があります。

 

社内にはパワーバランスというものがあります。

部署間によって力関係が異なっており、そのバランスを維持するために誰かが自分のミスで無くとも謝罪に行く必要があります。

 

その日私は社内の”誰かのミス”を謝罪するために、取引先を訪れていました。

取引先からすれば、向き合いに私がいるので他でもない”私のミス”に映るのです。

 

私は一体何を守っているんだろう、何で取引先に謝意を示しているのだろう。

そんな複雑な感情を抱きながら謝罪をします。

 

帰り道に上司に放たれた一言は今でも忘れられません。

 

「社会人、特に営業はそういうものだから。仕方ない。」

 

仕方ない。

仕方ないか、うん。

 

責任を被って謝罪をしても、

 

何か新しいことを始めようと提案をしても、

 

会社の役に立つことをしても、

 

取引先に対して丁寧なケアを行っても、

 

そして何より自分のやりたいことを犠牲に自身の時間を会社に割いても、

 

給与が上がることもなければ、自身の名前で評価がされることはないのです。

 

それでも、まだ頑張れる。
自分はまだやれる。

と言い聞かせて日々ルーティーンをこなすのです。

 

自分が必要な存在であると証明するために会社に通う。
自分は歯車なんかじゃない、会社にとって必要な存在なんだと終電ギリギリまで身を粉にして働きました。

 

忙しない4ヵ月が過ぎた頃、ふと鏡に自分の姿を認めました。

ジャケットは皺だらけ、革靴の踵のソールはすり減り、ピカピカだった革靴はヨレヨレになっていました。

 

かつてなりたくないと願った姿がそこにはありました。

いつの間にか私も周囲に流されるがまま、自分の意思を持って何かを変えようとする意思無きOne of Themに成り下がっていました。

 

かつて感じた”不思議な自信”とは会社から借りた威厳や、自身の生活の後ろ楯だったわけです。

何ら個人で生きて行く力が備わった訳ではなく、完全に”虎の威を借りた狐”状態に陥っていました。

 

会社に入れば待っているのは、窮屈な不条理や制約です。

しかし、その対価に一定のサラリーと安心感を得られます。

 

一概にサラリーマン生活を否定する訳ではないです。

私は全ての会社で働いた訳ではないので、世の中には本当に素晴らしい会社がたくさんあると思います。

 

ただ、将来やりたいことの寄り道として就職を選んだ者の一意見として参考にしていただければと思います。

 

己の裁量で生きて行く決断

next-challenge

就職を経験し、悪いことばかりだった訳ではありません。

会社という組織に属してみることで自分の意思決定はより強固なものになり、寄り道などという甘い考えは吹っ飛びました。

2018年からは私は元来より本当にやりたかったことを正直にやり抜きます。

 

やりたいことがあるのなら、目の前のリスクに怯えて逃げるのでは無く、やりたいと思ったその瞬間にやるべきなのだと。

そしてそのリスクをとっても死にはしないんだということを改めて痛感しました。

 

もし、やりたいことがあるのに世間体や制約があって就活を選ぼうと思う人がいるのなら、それは悪手でしかなくて今すぐにやりたいことを実現するために何をすればいいかを考えた方が人生を豊かに過ごすことができると思います。

 

拙筆ですが、この記事が誰かの決断の後押しになれば幸いです。

 

P.S. 現在はエンジニアに転身し、起業もしております。以下記事にて詳細は綴っているので、是非読んでみてください。

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自分で考えることを放棄して批判ことに心地よさを覚えることの功罪 https://nabewakashi.com/think-by-yourself Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 http://nabewakashi.com/?p=354 自分で物事を考えずに、誰かが考えた枠組みに乗っかって批判することはとても気持ち良いです。

自分で思考することには時間も労力も時にはコストだってかかります。

 

今の現状ってクソだ!

こんな考え方は終わってる!

兎に角世の中が悪い!なんとかしろ!

 

と声を荒げるだけで自分はさぞ真っ当なことを言っているかのように感じることができ、安全圏から優越感に浸れる人が近年散見されます。

でもそれって何かを根本的に解決して、誰かの役に立っているのでしょうか?

 

今の現状ってクソだ!(でも、代替案も考えるのやだ)

こんな考え方は終わってる!(でも、自分では考えるのだるいし、よくわからん)

兎に角世の中が悪い!なんとかしろ!(でも、選挙難しいからよくわからんし、一票で何も変わんないだろ!行かなーい)

 

答えはNoで、時にその無責任な批判は、真っ当に物事を自分で考え行動する人を傷つけることさえあります。

思考停止こそ一番の罪であると考えています。

 

最近とても目を引いた騒動がありました。

芸人のたかまつななさんのツイートの炎上騒動です。

 

若者の投票率を少しでも上げようと、政治参加の敷居を少しでも下げようとたかまつさんが考えに考えぬいたとても素晴らしいソリューションだと思います。

これを出回った当初、私はこのアイデアは「良い!」と思い色んな友人に知らせるべくこのツイートをリツイートさせて頂きました。

少しでも選挙の敷居が低くなれば良いなと思っていました。

 

でも結果は、

 

たかまつななさんが運営されているブログ、「お笑いジャーナリストへの道」の記事にも触れられていますが、

選挙啓発をしたら【炎上】しました。納得できません。

 

(無責任な)批判が殺到。

 

「雑すぎやろ」

「簡略化しすぎ」

「何もわからないじゃん、これじゃあ意味ない」

「子供に悪影響」

「芸人が何を言っているんだ」

 

…え?

 

じゃあ代替案出すなり、補足するなり、

何かしらのアクションを起こそうよ…

 

というか最後の方のコメントは、もはや当てつけレベルです。

 

批判して文句だけ言って、行動している人の気持ちだけ蔑ろにして得た優越感で気持ちよくなって、それで本当に良かったんだっけ?

それで何か物事がいい方向に向かうんだっけ?

 

そこをもう一度改めて見つめなおす必要があります。

 

批判をするにもルールがあります。

何かを貶めたのであれば、それを代替する何かを提示しないと割に合いません。

 

お金がない、給料が低い会社が悪い、カネをよこせ。

その発言をする前に、

 

・仕事に見合うパフォーマンスを出せているのか

・転職で給料UPはできないのか

・副業で収入は得られないのか etc

 

ちゃんと自分の頭で物事を考えたうえで、正しい情報を集めて行動できているかをチェックした方が良いです。

 

何も意見を積極的に発言をすることを否定しているわけではありません。

ただ、その意見が何ら改善を生まないただの悪影響な呟きになっていないか最大限の注意を払うべきだと考えています。

 

頭ごなしに否定して物事の粗だけ探す人間になっていませんか?

 

たかまつななさんの選挙チャートの話に戻ると、しっかりと説明も施された選挙サイトは探せば見つかります。

20項目の質問に答えるだけで自身に合う政党や、皆の意見を参考にできるようになっています。

気に食わないのであれば自分でこういうサイトを調べて使ってみて、「たかまつさん!こんなのもありましたよ!」で済む話じゃないでしょうか。

 

批判をするのであれば、代替案を出すべきです。

 

皆がその精神を少しでも持って、世の中で活きることができればもっとこの世界は良い方向に向くのではないのでしょうか。

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え?!あのゴールドマンサックスから完全給付奨学金を貰った!? https://nabewakashi.com/goldmansachs-scholarship https://nabewakashi.com/goldmansachs-scholarship#comments Fri, 12 Mar 2021 07:00:00 +0000 http://nabewakashi.com/?p=93

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ゴールドマンサックスから完全給付奨学金を貰える!?

この度、光栄なことに外資系投資銀行のゴールドマンサックス様から奨学金を頂くことができました。

ゴールドマンサックスといえば、外資金融の中でも世界に支社を持つため知名度が高く年収が非常に高いことでも有名な企業です。

ゴールドマンサックスHP

そんなゴールドマンサックスが提供している奨学金ですが、正式名称は「ゴールドマンサックススカラーズシップ」といい、「指定給付奨学金」という扱いの大学生対象の奨学金です。

この記事では一体どうやってゴールドマンサックスの奨学金を頂くことができたのか、また奨学金を頂くことのメリットなどをご紹介していきます。

2年連続でゴールドマンサックススカラーズシップの奨学生として採用されたので、こちらの記事も合わせてご参照ください。

関連記事

世界的に有名な外資系投資銀行ゴールドマンサックス。 そのゴールドマンサックスが特定の大学に返済不要の給付奨学金「ゴールドマンサックススカラーズファンド」を設置しているのはご存知でしょうか? 今年も公募が出ていたので給付申請し、幸[…]

goldmansachs-eyecatch

ゴールドマンサックスの奨学金に関しては誰よりも詳しい自信があります!是非参考にしてみてください。

▼慶應で唯一の採用内定者の掲示

gs- Scholarship2

▼申請表

gs- Scholarship1

ゴールドマンサックススカラーズファンド奨学金とは

ゴールドマンサックスという世界的にも非常に有名な外資系金融企業が保有するファンドが、学業優秀かつ経済的支援が必要な大学生に対して年間50万円以上の給付を行ってくれるという非常にありがたい奨学金制度がゴールドマンサックススカラーズファンドです。

 

さすがは外資金融。貸付ではなく完全給付してくれるところが何とも太っ腹。

このゴールドマンサックスの奨学金ですが、一般的な奨学金に比べて、おそろしいほど好待遇というのが特長です。

ゴールドマンサックス奨学金のここがイイ!

①50万円の使い道は自由!

一般的に企業からいただく奨学金の多くは、奨学金の使用用途の報告の義務のあるものが多いですが、当該の奨学金の使い道は全くの「自由」となっています。

そんなことをしたらお金を遊びや浪費に使ってしまうのでは?

と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、この奨学金を申請させていただくためには、書類選考や面接なども実施される徹底ぶりなので、奨学生は厳しく選別されます。

つまり、選抜された生徒はしかるべき目的のために奨学金を使うだろうと、信頼されて奨学金を投資されているのです。

私ももちろん、しかるべき目的のために奨学金を使わせていただく所存です。

②返済しなくてもいい!

学生の奨学金といえば、有利子貸与や無利子貸与などの貸付の形態をとることが多いですが、このゴールドマンサックススカラーズファンドには返済の義務がありません

したがって、授与された瞬間にその50万円は借金とはならず、自身の資金として使用可能なのです。

 

稼ぎがあまり多いとは言えない学生にとってこんなに良い破格の条件は滅多にありません。

③大学の奨学金のセレモニーや食事会に呼んでもらえる!

実は、奨学金を授与された学生のみが参加できるセレモニーが存在します。

そういったセレモニーに参加させて頂けるのも魅力のうちの一つとなっています。

 

また、そういう場ではいろんな企業の重役の方や著名な教授との交流を持つことも可能ですので、積極的に関わり合いを持っておくと今後何か困りごとがあったり、ビジネスを進めていく上で協力が必要になった時には、強い人脈が築けるかもしれません。

何かしらコネクションを持ちたい場合は是非受賞を目指されてはいかがでしょうか?

④履歴書やESの賞罰欄に、受賞履歴として書ける!

一般的に、履歴書やESの賞罰欄は空欄になりがちですが、奨学金を受賞することにより記入する内容ができるため、さらにインパクトを出すことが可能です。

奨学金を得ること=成績が優秀である、とみなされることもあるためゴールドマンサックスの奨学金に限らず、奨学金を授与されたご経験のある方は賞罰欄には必ず記載することをお勧めします。(新卒採用時に限る)

 

さて、ここまで奨学金のメリットを見てきたが、申請しないほうが勿体無いと思えるくらい破格の条件であることは分かって頂けたかと思います。

では一体どうすれば、この奨学金が手に入るのかについて私の経験をもとに綴っていきます。

どうやったら貰えるの!?

大学にはGPAという、成績の良し悪しを示す指標が存在します。

そのGPAをある一定の基準値を維持していれば奨学金の申請条件を満たせます。

GPAGrade Point Average)とは、各科目の成績から特定の方式によって算出された学生の成績評価値のこと、あるいはその成績評価方式のことをいう。 欧米の大学や高校などで一般的に使われており、留学の際など学力を測る指標となる。 日本においても、成績評価指標として導入する大学が増えてきている。

Wikipediaより

GPAの算出方法に興味のある方は、以下のページにて算出できるので是非算出してみてください。

https://www.otaru-uc.ac.jp/hkyomu1/gpa/GPA2.html

簡単にいえば、とにかく良い成績をできる限り維持することが大切です。

私、なべわかしの奨学金申請時のGPAは3.7〜3.8ほどであったと記憶しています。

やはり、それなりの金額を無償で投資していただくわけですので、ある程度の努力は必要だと思われます。

成績以外の考査項目は、学習以外であると課外活動が評価の対象となり、長期インターンや学生団体などの活動に精力的に取り組んでいると書類審査の際に加味されるようです。

奨学金を貰うまでの手順

まずは1次審査として書類選考があります。

書類は作文形式で、現在の自分の活動を通じて将来的な自分のビジョンや像を描けているかをチェックする内容でした。

内容はそこまで具体的ではなくても良いですが、将来自分は何をしたいのかという「軸」がはっきり見えているということが重要になってきそうです。ここはきっちりとした文章で仕上げておきたいところです。

 

いかに自分が現在の活動に注力できているか、それと同時に将来の目標から現在の活動はズレてないか、などに「軸」に気をつけていれば通過は容易でしょう。

 

次に1.5次審査とも言える、奨学金を希望する動機書類の作成。これは上記の書類審査とはまた別に動機についてまとめる書類があります。

いかに上記の作文が上手くとも、お金をいただく正当な理由がなければ当然のごとく落ちます。

適切に現状を伝える文章力、奨学金を得るのに値する状況が必要となります。

 

私は家がそれほど裕福ではなかったため、その状況について詳細に述べるとともにお金の用途について詳細に記載しました。

 

そして最後に面接

ここまでくれば大丈夫でしょう。

面接官は作文、および動機書類に沿った質問をしてきます。

自身の書いた文章をしっかりと暗記し、内容に逸れないように自分の言葉で話せればOKです。

東京大学ゴールドマンサックススカラーズファンド

東京大学を筆頭に慶應、早稲田など上位大学を中心にHPがあるようです!要チェック!

奨学金に興味を持ったあなたへ

色んな奨学金があなたの大学にも設置されているはずです。

4月、9月の半期に分けて冊子が配布されることが多いので、その情報はすかさずチェックしましょう。

もしかすると、GS以外にもOB、OG様が提供してくださっている好条件の奨学金があるかもしれません。

 

給付型の奨学金であればダメ元でも必ず申請はしておきましょう。

今回の私のように幸運が舞い込んでくる場合もあるので、モノは試しです!!!

関連記事

就活や転職のシーズン。 自己PRや志望動機が、街中やオフィスのあちらこちらを駆け巡ります。 人やビジネスの本質的な価値ってなんだろう? ふとそんな疑問が湧きました。   「あなたの価値はなんですか?」「私の価値は〜です」[…]

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脳科学的にやる気は存在しない?やる気は行動して初めて湧いてくるもの https://nabewakashi.com/motivation https://nabewakashi.com/motivation#respond Fri, 05 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1492
  • なんだかやる気が出ない
  • どうやったらやる気がでるんだろう
  • やる気に関して上記のような悩みを持った方は多いのでは。

    そんな方には衝撃的かもしれませんが、実は脳科学的にやる気というのは存在しないらしいのです。

    やる気が出ないは虚構、東大の脳科学者が断言!

    新R25という有名なメディアがあるのですが、その記事が一時期話題になりました。

    この記事がこちら:自宅でダラダラしがちな人は必見! 実は“やる気”なんて存在しない!?

     

    やる気は存在しない、というもの。東大の教授がインタビュー形式で「やる気」について語るのですが、以下のような名言を残されました。

    やる気という言葉は、やる気のない人間によって創作された虚構。
    池谷裕二(東大の脳研究者)

     

    やる気という言葉は、やる気のない人間によって創作された虚構。

    え、じゃあやる気がないならば人間はなぜ「やろう!」と思えるの?

    それに対する回答がこちら。

    人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物なんです。

    人間はとにかく始めることでモチベーションが出てきて、徐々にノッてくることで作業ができる生き物ということみたいです。

    行動をすることで脳内物質が初めて生成され、その後に何かしら感情が伴ってくるというのが今の定説なようです。

    “やる気”を出したいときはまず1ミリでも動くこと

    それでも、やっぱりこれまで生きてきた価値観を変えるのは難しいですよね。

    「やる気」があると信じてきたのに、そんなものない!といわれるとどうすれば…となる気持ちもわかります。

    脳科学のやる気にまつわる本に書いてあった、やる気がでないときにトライしてみるといいことをご紹介しておきます。

    とにかく始める

    どんなに嫌だやる気が出ないと思ってもそれは虚構なんだ、現実逃避に過ぎないんだということを肝に命じてまずはとにかく始めること。

    勝手に自分のなかでメンタルブロックして逃げている状態なので、無理矢理にでも始めて見ることが大事です。

    自分一人で厳しい場合は誰か第三者を巻き込んで行動するのも一手です。

    そういう意味では集団塾なんかはやらざるを得ない空気が充満していて、「とにかくやらねば」となるので効率は良いのでしょうね。

     

    集中力を分散しないために余計なものはすべて取り除く

    人間の意識は常に分散している状態であることが多いです。

    そのため、集中力が分散しないためにあることをやろうと決めたら、一つの物事にのみ集中できる環境を用意することが重要です。

    頑張って集中しよう!だと限界があるので、カフェにこもるや誰か監視役がいる場所で作業をすると捗ることが多いです。

    勉強しようと机に向かったらふと、部屋の汚れが気になってしまって無心で部屋を片付け始めてしまって、片付けていると懐かしい漫画を見つけてしまって読みふけってしまって気づいたら勉強そっちのけ…なんて経験がいい例です。

     

    やる気という概念は今日から卒業、やるかやらないかだけ

    この記事ではやる気という概念は虚構だ、という話をご紹介しました。

    つまるところやる気というのは、行動したくない人間が生み出した都合の良い言い訳みたいなものだったわけです。

    この記事を読まれたあなたは今日から「やる」か「やらない」の2択で生きていくことができますね…!

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    https://nabewakashi.com/motivation/feed 0
    リモート業務委託エンジニアが飛ぶ、バックレるのを防ぐTips https://nabewakashi.com/retain-remote-engineers https://nabewakashi.com/retain-remote-engineers#respond Fri, 05 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1456 皆さまのおかげでなんとか3期目に突入したエンジニア経営者のなべわかしです。

    今回は、リモートの働き方が増えてきた中で、エンジニア採用・稼働をリモートシフトしてる方に向けて書きます。

     

    リモートの業務委託エンジニアって飛ぶんですよね。

    (飛ぶ…業務放棄して音信不通になる)

     

    契約も巻いて、Git環境渡して、挨拶も終わったのに飛ぶんですよね。

    スパイだったのか?と勘ぐりたくなるスピードで彼らは消えるわけです。

     

    …と、まあ他責にする暇があるなら、何が悪かったのか、改善できるのかということをこの記事に綴ります。

    ※めっちゃ恥ずかしいですが、皆さま私のしかばねを超えて行ってくださいませ。

    知人・リファラル経由で採用する

    正直これが一番解決方法だと思ってます。

    リモートエンジニアは知人経由または、リファラルで採用すべし。

    これに尽きます。

     

    w◯ntedlyとか、In◯eedとかで採用した、ハジメマシテのエンジニアは、関係値も無いし、仁義とかへったくれもないわけです。

    マジで、飛んでしまします。

     

    なんでリモートエンジニアすぐ飛んでしまうん?って感じです。

    setsuko

     

    その一方で、知人やリファラルは紹介してくれた人の手前、強烈な責任感が芽生えます。

     

    自分がサボったり飛んだりしたらその紹介者の顔に泥を塗ることになるわけなので、ある意味保証サポート付きな訳です。

    みなさん、再三にはなりますがリモートエンジニアは絶対に知人・リファラル経由がおすすめです!

    契約前のお金、稼働日数の認識すり合わせ

    リモートエンジニアに限らずですが、契約前のお金周り、稼働日数のことは当然ですがしっかり擦り合わせましょう。

    なんとなくこの金額で、稼働はこんくらいでみたいな決め方だとマジで稼働しません。

    曖昧なのは一切ダメ、きっちりかっちり決め打って作業してもらいましょう。

     

    業務予定スケジュールの提出

    ここからは実作業部分でのケアです。

    面倒くさいと思うのですが、業務予定スケジュールを本当にざっくりでもいいので出してもらいましょう。

    いつまでにこれをこんぐらいまでに、の箇条書きレベルでいいです。

    エンジニアも人間なので、目安がないと永遠に先延ばししてしまいます。

    私もフリーランスやってたので死ぬほど気持ちがわかるのですが、期限のない作業って永遠にやらなくなります。

    どんなに真面目でも自分で時間を厳密に管理して稼働する人は稀です。

     

    本日の作業報告

    作業報告は必須です。

    簡単にでもいいので、本日やったことを報告してもらうと良いです。

    プロジェクトだけ渡されて、1人で黙々と作業するのって結構辛いです。

    気が滅入ってしまわないために、作業報告を聞いてコミュニケーションする機会を持ちましょう。

    褒める

    褒めてほしい。

     

    褒めてほしいんですよね、リモートしてると特に。

    自分もフリーランス時代に作業、納品を繰り返してるとマジで誰にも褒められないんです。

     

    作業して終わり、また次の仕事へ

    俺はロボットかな?と感じてしまう日々だったので、誰かに褒められると超嬉しいです。

    作業報告の時にいつもほんまに助かってます、と感謝の意と何かしら褒めるのが良いです。

    お互いに気持ちよく仕事できるのが1番です。

     

    リモートでエンジニア採用する際の必須心構え

    では最後にリモートエンジニアを採用する時の心構えを記載して締めとします。

    • 与えられた仕事を最後まで律儀にやりきれるエンジニアは稀有
    • どんな人間だって怠けてしまう、管理は必須
    • リモートならば稼働率は50%で見積もろう、地獄を見る

     

    経営者の失敗談の一つとして、是非参考にしてみてください!

    p.s. バックレたエンジニアの方々は信頼が目減りしてること、理解したほうがいいですよ。

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    https://nabewakashi.com/retain-remote-engineers/feed 0
    【Swiper】KVとサムネイル連動が連動するスライダーの実装方法 https://nabewakashi.com/swiper-linked-kv-thumb https://nabewakashi.com/swiper-linked-kv-thumb#respond Fri, 05 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1369 この記事ではSwiper.jsを採用して、キービジュアルとサムネイルが連動するようなスライダーを実装する方法をご紹介します。

    限られたスペースで多くの画像を見せたい場合の解決方法としてめっちゃ汎用性効きます。

    ちなみにSwiper.jsはjQueryが不要というのが最高です。

    カスタム方法とかやってることを知りたい方は以下読み進めてみてください。

    Swiper.jsを直接配置 or 外部から読み込む

    Swiper.jsを利用するための下準備をしていきます。

    直接配置する場合

    以下サイトからZIPファイルをダウンロードして設置するのがまず王道です。

    https://github.com/nolimits4web/swiper

    CSSファイル:Swiper.css or Swiper.min.css

    JSファイル:Swiper.js or Swiper.min.js

    cssとjsファイルを引っ張ってきてページに適用すればOKです。

    外部から読み込んでくる場合

    ファイル設置は面倒、とにかく動けばいいから!という方は外部から読み込んでサクッと利用するのも良いでしょう。

    ▼CSSを外部から読み込む:<head></head>内に記載してください、style.cssやreset.cssの直下が良いです。

    <link rel="stylesheet"href="https://unpkg.com/swiper/css/swiper.min.css">

     

    ▼JSを外部から読み込む:</body>タグの直前に貼り付けるのを推奨します。

    <script src="https://unpkg.com/swiper/js/swiper.min.js"></script>

     

    SwiperのHTML/CSS/JavaScript

    SwiperのHTML、CSS、JSのコードを記載しておきます。コピペで動きます。

    HTML + JS

    ※JavaScriptもhtmlファイルに書いちゃっています。

    <link rel="stylesheet"href="https://unpkg.com/swiper/css/swiper.min.css">
    
    <!-- slider -->
                  
    <div class="swiper-container slider slider__sample">
      <div class="swiper-wrapper">
          <div class="swiper-slide"><img src="https://3.bp.blogspot.com/-esJ3eqpx3Vc/XMZ94CFpjHI/AAAAAAABSmE/eJFVEHwpty0fxzrsX_Pmtw89nvUDxQt_QCLcBGAs/s800/ishiki_hikui_man.png" alt="sample"></div>
          <div class="swiper-slide"><img src="https://www.kawamurakazuyuki.com/wp-content/uploads/2017/04/A118E8D0-E7EF-463C-B0A3-A1E1CFAEA6C4-300x287.png" alt="sample"></div>
          <div class="swiper-slide"><img src="https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/600/8dead1e22e98b49f75819392008a8cf8_600.jpg" alt="sample"></div>
          <div class="swiper-slide"><img src="https://image.news.livedoor.com/newsimage/b/3/b35d0_80_ccc74a6a_6073afcd-m.png" alt="sample"></div>
      </div>
      <div class="swiper-button-next"></div>
      <div class="swiper-button-prev"></div>
    </div>
    
    <!-- thumbnail -->
    
    <div class="swiper-container slider-thumbnail slider-thumbnail__sample">
      <div class="swiper-wrapper">
          <div class="swiper-slide"><img src="https://3.bp.blogspot.com/-esJ3eqpx3Vc/XMZ94CFpjHI/AAAAAAABSmE/eJFVEHwpty0fxzrsX_Pmtw89nvUDxQt_QCLcBGAs/s800/ishiki_hikui_man.png" alt="sample"></div>
          <div class="swiper-slide"><img src="https://www.kawamurakazuyuki.com/wp-content/uploads/2017/04/A118E8D0-E7EF-463C-B0A3-A1E1CFAEA6C4-300x287.png" alt="sample"></div>
          <div class="swiper-slide"><img src="https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/600/8dead1e22e98b49f75819392008a8cf8_600.jpg" alt="sample"></div>
          <div class="swiper-slide"><img src="https://image.news.livedoor.com/newsimage/b/3/b35d0_80_ccc74a6a_6073afcd-m.png" alt="sample"></div>
      </div>
    </div>
    
    <script src="https://unpkg.com/swiper/js/swiper.min.js"></script>
    <script>
      var sliderThumbnail = new Swiper('.slider-thumbnail__sample', {
        slidesPerView: 4,
        freeMode: true,
        watchSlidesVisibility: true,
        watchSlidesProgress: true,
      });
      var slider = new Swiper('.slider__sample', {
        navigation: {
          nextEl: '.swiper-button-next',
          prevEl: '.swiper-button-prev',
        },
        thumbs: {
          swiper: sliderThumbnail
        }
      });
    </script>

     

    CSS

    /* swiper */
    
    .swiper-container {
        width: 300px;
    }
    .swiper-container .slider-thumbnail {
        border: 1px solid #333;
    }
    .swiper-container .swiper-wrapper .swiper-slide {
        opacity: 1;
        overflow: hidden;
        padding: 2px;
        font-size: 0;
    }
    .swiper-slide {
        border: 1px solid #C0C0C0;
        cursor: pointer;
        border-collapse: collapse;
        box-sizing: border-box;
    }
    .swiper-slide img {
        object-fit: cover;
        width: auto;
        height: 300px;
    }
    .swiper-slide-thumb-active {
        opacity: .3!important;
    }
    
    .slider-thumbnail .swiper-slide img{
        margin: 10px 0;
        height: 60px;
        width: auto
    }
    

     

    ▼出来上がるサムネイル連動型スライダー

    デモページ

    1ページ内に複数のスライダーを設置する場合

    1ページ内に複数のスライダーを設置する場合は少し注意が必要です。

    HTMLファイルのclass名に番号を振るなどして、IDをユニークにする必要があります。

    slider__sample
    
    slider-thumbnail__sample

     

    slider__sampleなら、

    slider__sample1、slider__sample2、slider__sample3

     

    slider-thumbnail__sampleなら、

    slider-thumbnail__sample1、slider-thumbnail__sample2、slider-thumbnail__sample3

     

    JavaScript側の記述も増やしたいスライダー数に応じて、追加するのを忘れずに。

     

    そろそろ新しい技術を身に着けなきゃな…という方は思い切って働く環境を変えてみるのも良いかもしれません。

    自身の学びたい言語やフレームワークを伝えることで、最適な企業を一緒に見つけてくれるTech Stars Agentに相談してみるのがおすすめです。

    現役エンジニアのエージェントが多数所属しているので、深く相談できるのが嬉しいポイントです。

    ]]>
    https://nabewakashi.com/swiper-linked-kv-thumb/feed 0
    起業して2年目を終えました。いよいよ3期目に突入なので、思いの丈を綴る。 https://nabewakashi.com/end-of-2year-of-entrepreneurship Fri, 05 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1335 なべわかしです。普段は渋谷でIT企業の社長をしています。

    本日4/10はなんと会社の2周年。

    得意先の企業の方に祝ってもらえてハッとする、なんとも恥ずかしい気づき方をしてしまいました。笑

    現在は世界で猛威を振るう新型コロナの影響でたくさんの企業の存続が危ぶまれる中、ここまで闘志を絶やさずやってこれたことに、得も言われぬ感情が渦巻いております。

    弊社は幸い影響を受けにくい業種だったため壊滅的被害を免れたものの、世の中には助けを必要としている事業者さん、個人がたくさんいらっしゃいます。

    そんな方の一助となるよう、毎日社を上げてサポートさせて頂いております。

    1日も早くこのコロナ騒動が完結し、日常が帰ってくることを祈っております、、

     

    ここからは2周年の間どういう苦悩があったのかについて、諸々綴っておいておこうと思います。

    起業家2年生の終わりのリアルの読み物として参考にしてください。

    始まりは受託開発から

    なべわかしの会社は受託開発からスタートしました。

    フロントエンドが書ける(とは言っても駆け出しのペーペーだった頃)と、バックエンドが書ける相棒とともに「稼ごう!」と勢いで作った会社でした。

    勤めた会社も半年で退社していたため、自分には起業という選択肢しかなかったわけです。

    滑り出しは順調、案件も取れていて2人で食べていくには十分な売り上げでした。

     

    起業1ヶ月目、夢や希望にキラキラしていました。

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    note and pen

    とはいうものの、オフィスなんて呼べる環境なんてのはなく、狭い部屋に男2人のスーパー劣悪環境。しかもMacBook Air初期PCなのでもう環境はクソでした、、

     

    黒子に徹する苦しみ、世に価値を生み出したいという欲求

    しかし、受託を続けていると毎日がある意味ルーティン化してきます。

    迫りくる納期、こなしても守秘義務で実績とならない案件、何より誰かのサービスを作り続けるということ。

    それが本当に悔しくて、自分よりも若い優秀な起業家が次々に現れてくるのが悔しくて、自分たちのプロダクトを作りたい!となったわけです。

    悔しくてTwitterを開くのが鬱でした。

     

    起業4ヶ月、受託を辞めプロダクト作りをする決意

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    egypt sunset

     

    なんでなべわかしが他の起業家を見てこんなに悔しがるのかと言うと、学生時代から起業家をやっていたので界隈に知り合いが多く、、

    後輩が頑張っているのが嫌でも目に入るという状態だったのです。

    過去の奮闘記も丁寧に書いてますね、過去の自分。

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    semminer at univ

    悔しさで胸がいっぱいだったわけです。

     

    自称投資家に翻弄され、資金がピンチ

    自分たちのプロダクトをつくりたい!と思い立ってから、色々な投資家を回り始めました。

    受託を止めて開発に専念するためにはある程度資金が必要だったからです。

     

    そんな中、幸先よく「お金出すよ」「いつ欲しいの?準備できるから」といってくれる投資家に出会いました。

    この頃はお金を出すという言葉に安心しきって、疑うということをしませんでした。

    開発に全振りして1ヶ月、2ヶ月と過ぎていく中でやたらと資料だけだして、「調整中だから」「時間がかかるから」という理由でどんどん時間だけが過ぎていきました。

    その結果、3ヶ月経っても全然進展がなく、沸を切らした私たちは思い切ってその方の周辺人物にヒアリングしていくと、その方は実際にお金を出すわけではなく周りにお金持ちの方がいて、その方が投資をするという一種のVC(ベンチャーキャピタル)みたいな立ち回りをしていたのです。

    ついに4ヶ月経った時に、待ちきれず本当の投資家さんの連絡先を知ったので突撃してみると「そんな話知らない」と一蹴されました。

    4ヶ月受託を止めて開発に全部注力してきたのに、投資が実質全部白紙だったのです。

    自称投資家に翻弄されたわけですね、これは辛かったです。

    人を見抜く目がゴミカスだった、自分の未熟さを呪いました。

     

    その後、資金ショート寸前だったのでVCをめぐり、幸いプロダクトはもうできていたのですぐに投資が決まり難を逃れました。

    その時のVCさんには感謝です。ちなみに投資自体は3-5分で決めて頂きました、即決すぎてこちらがむしろ圧倒されました。

     

    偉そうな肩書をもっていたり、ある程度の地位のある人間の言葉を聞くと「そうなんだ!信じよう!」となってしまいますが、今では全てを疑って客観的に状況を見極めるというのを欠かさないようにしています。

    いい話をしてくるやつはだいたい信じられません。拒否反応が起こります。

     

    苦節約半年を経てローンチしたプロダクトが大炎上

    そんなこんなで資金ショートを免れた自分達は毎日夜遅くまでコードを書き、ついにプロダクトを完成させました。

    会社を辞めて独学で学んだプログラミングで、わからないこともたくさんあった中で何とかフロントを作り上げ、バックエンド側と連携し一つ何かを作り上げたときは達成感でなきそうになりました。

    まさに、自分の子どもを生んだような感覚でした。

     

    満を持してプロダクト2019年にローンチしました。

    最初の市場の反応は上々、こういったサービスが欲しかったという声も聞かれて徐々にコアユーザーを囲って行けていました。

     

    ローンチ数カ月後には大手の会社に導入の話が決まり、自分達のプロダクトの導入の話が決まり、「これは一気に拡大のチャンスだ!」とGOサインを出しました。

    しかし、この判断をするにはあまりにもプロダクト的にも、社内の体制的にも早すぎました。

     

    具体的なことは割愛しますが、

    • プロダクトの本当の理念が伝わならなかった
    • サービスの機能が悪用された(嫌がらせ)
    • アクセスが大きくなってから気付いたバグ
    • チキってカスタマー対応を間違えた
    • 何よりマーケティングが下手すぎた

     

    振り返れば反省点しかないのですが、とにかくサービスが大炎上しました。

    Twitterのトレンドでも第2位に入るほど燃えました。最悪の形でプロダクト名が全国区になったわけです。

    プロダクトが燃えれば、当然実名顔出しでTwitterでやっていた自分も批判にさらされました。

    我が子同然のプロダクトがあることないことで叩かれ、社長である自分にももちろん批判が及びました。

    そこからの数日は毎日24時間対応に追われ、生きている心地はしませんでした。

    「なんで挑戦なんかしたんだろう」と眠ろうとする度に、炎上の批判が脳裏に蘇り後悔する日々でした。

     

    何度もクローズ&倒産を考えた

    炎上後、何度もサービスを閉じることを考えました。

    もちろんサービスを諦めるということは、倒産を意味します。

    自分たちの会社はこのサービスに全振りしていたので、他に収益の手段もなかったわけです。

    気にしないでいいですよ!

    まだがんばりましょう!

    と言ってくれる人の声も虚しく、起業家の心が折れた時、会社は、サービスは死にます。

    正直なところお金は投資家にプレゼンして、価値を説けばどこかがきっと出してくれたのですが心が完全に死んでました。

     

    投資家、関係者からの期待そしてプレッシャー

    自分のお金で起業して失敗だったならば、「あ~あ~失敗したな」で終わりです。

    しかし、自分達のサービスは急成長を期待され、会社として大きくなる期待を託されてできた会社です。

    「もうできません」と諦めることは、腸がねじ切れるかと、胃から血が出そうなくらい申し訳ないわけです。死んでお詫びしますとかそんなレベルなわけです。

    最近どう?なんかあったら言ってね。

    正直その言葉すらきつかった。

    もう消えていなくなってしまいたかったです。転職サイトにも登録して、もう一回サラリーマンに戻ろうとも思いました。

    投資家、ユーザー、関係者、起業家仲間、そしてメンバーですらも全員が敵に見えてしまっていました。弱みを見せることもできないし、四面楚歌の極み。

     

    それぐらいもう、無理だとなっていました。(これ知ってるの本当に一握りの人です。)

     

    応援してくれる人、プロダクトを愛してくれる人の存在

    ここまで心が死んでいた自分を奮い立たせたのは、

    応援してくれる人、そしてプロダクトを愛してくれる人の存在でした。

    最近サービスどうですか?

    使ってますけど、この機能がほしいです。

    「ああ、このサービスはまだ需要があるんだ」

    一筋のかすかな希望みたいなものがギリギリ自分をつなぎとめていました。

     

    応援のみならず実際に投資してくれる方もいました。

    もう一生そちらに足を向けて寝られません。本当に感謝しかできないです。

     

    そして、なにより一番大きかったのはプロダクトを愛して、自分でいいサービスにリファクタリングしたい!と大炎上の翌月に入社してくれる社員の存在でした。

    大炎上して倒産直前の、社長の心が折れかけてどう考えても負け犬の会社に、「倒産してでもこのサービスの開発をやりたい」と入ってきた社員がいました。

    この人がいなければ今の自分はありません。

    今頃どこかの会社で、あるいはバイトか何かで気の抜けた生活を淡々と送っていたかもしれません。

    人生は本当に紙一重だなと思います。

    一緒にプロダクトを信じて開発してくれる仲間の存在

    一緒にプロダクトを信じて開発してくれる社員が入社したことで、守るべきものができました。そんな感覚が一番しっくりきます。

    サービスが軌道に乗るまで、お金周りは自分でなんとかする。そんな決意を胸にしました。

    調達も頑張る、が、理想だけを追い求めていても死ねば意味がない。

    金になる事業なら何でもやる、泥臭くてもこのメンバーが死ねばもう二度と一緒に事業をできない。

    なんとしてでも生き残ってやる。

    生き残りに重きを置きすぎて、受託を受けすぎて逆に社員に無理させすぎてしまうという完全なる自分のマネジメントミスがあったりもして、このときは本当に申し訳なかった。

     

    投資家にもたくさん会いました。

    炎上というハンデがあったため、最後の最後で契約しないと全てひっくり返されたこともありました。

    資料提出後に、いきなり音信不通になる投資家もいました。

    でも、それでもなんとかするんだとスタートアップの業界を、投資家の業界を駆け回っていました。

    自分達を信じてくれる投資家との出会い

    毎日が戦いでしたが、ある日とある投資家の紹介で、運命的な出会いをします。

    今の既存株主さんなのですが、その投資家さんと出会ったことで会社の運命が大きく動き始めました。

    事業を評価して頂き、投資が決まったのです。

    この瞬間はめちゃくちゃ嬉しかったです。

     

    風前の灯火だった自分達の事業に再度命を吹き込んで頂けました。

    一気に色々と肩の荷が下りて、頭の中がクリアになりました。

     

    メンタルブロックがかかっていて、普段の10倍は頭が動かなかった状態が一気に溶けて、希望が一気に差し込む感じ。

    お金があれば、また事業できる。頑張れる。

     

    そんな感じでした。

    Twitterの1通のリプライから始まった奇跡

    毎日プロダクトの改善や、マーケティングを1から行っていたところ、先のコロナの影響で損害を被っているイベント事業者がいるとTwitterで情報が回ってきました。

    そこで、その事業者に弊社のプロダクトで貢献できます!とリプライを送ってみました。

    何百件ものリプライが飛んでたので、弊社のプロダクトが目にとまるわけもなかったのですがとにかく行動だと思い、サービス無料開放でリプライを飛ばしました。

     

    すると、ものの数分でそのサービスいいね、ぜひ使いたい。

    と詳細を聞かれ、あれよあれよというまに導入が決まりました。

     

    Twitterでリプライを送ってからものの2日で全ての導入の座組も整い、実際にイベントで導入され今度は全国区で「素晴らしいサービス」として認知されるように至ったのです。

    この時に本当にマーケティングは大事だな、行動が全てだと感じました。

     

    このリプライがなければピボットしていた可能性が高いです。大炎上からずっと、毎日地道に改善を重ねた結果今に繋がったのだと思うと、続けてよかったと心から思えました。

     

    実はこの時も、今マーケティング担当の弊社の役員の助言がなければ、このリプライはなかったかもしれません。

    彼の後押しがなければ今の急進は絶対になかったと思います。

     

    認知が広まりプロダクトが急成長

    現在、未だに一部界隈では炎上のダメージがあるものの、それを払拭するぐらいのいいイメージも伴ってきています。

    少しでも気を抜けば、またプロダクトが批判を浴びるのでアップデートを続けなければなりませんが、とてもやりがいを感じています。

     

    世の中のサービスの殆どは知られることなく、その生を終えていきます。

    認知を取れていることはやはりありがたいなと思っており、サービスの良いフィードバックも悪いフィードバックも両方返ってきます。

    フィードバックが合って初めてというよりも、利用者がいて初めてサービスは成立します。いつも使ってくれてありがとうございます。感謝しかないです。

     

    認知がなければ、完全に存在していないのと同じ。

    これほど悲しいことはないです。

     

    ヒトに投資を続ける

    弊社は今回の一件で、サービスは一瞬で何がトリガーで一瞬で消し飛ぶかわからないと言うことを学びました。

    ですので、弊社は

    競争源泉、競合優位性となりうるヒト

    とにかく人材に投資を続けていきたいと思っています。

    それはお金だけではなく、自分の持ちうる知識や経験はもちろんのこと、大舞台や商談など幅広い経験をさせるべく積極的に活躍の場所を与えるという意味での投資です。

    企業が生き残るためには、本当に苦しいときに幅広い知識や経験をフル動員して、その場をなんとかできる人材をいかに揃えるかだと思います。

    とにかく弊社ではヒトを育てる、一緒に成長することを念頭に置いて挑戦を続けていきます。

     

    信念を持ち諦めないこと、信念が折れたら負け

    さて、思いの丈を書いていたら長くなりました。

    こんなに長くなるとは思ってませんでした。1000文字くらいにしようと思ってたのに。

     

    と、こんな感じで駆け足で書いてきましたが、2周年おめでとう自分。

    ようやくスタート地点って感じですが、なんとか勝負になりそうなカードが見えてきた3期目です。

     

    信念を持ち続け、あきらめないこと。

    会社が倒産するのはお金が尽きたときでも、サービスが失敗したときでも、誰かに裏切られたときでもない。

    信念が折れた時点で負け。

    起業家さえ死ななければ、打席に立ってバットさえ振り続ける胆力さえあればなんとかなるものです。

     

    メンバーのみんなはこれからもよろしく。

    絶対に世の中に価値あるサービスを生み出し続けて、自分達にしかできないそんな最高の旅をこれからもしていきましょう。

     

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    ▼起業4ヶ月、受託からプロダクト作りへ

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    geers

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    同じ若者のみなさんへ。未曾有の危機の中、私たちが本当にやるべきこと https://nabewakashi.com/what-we-do https://nabewakashi.com/what-we-do#respond Fri, 05 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1329 新型コロナウイルスが世界で猛威を振るう中、ついに日本でも緊急事態宣言が発令されました。

    日本の長い歴史をみても、今回の感染症の流行によって国の規模で非常事態の宣言が行われたことはありませんでした。

    そういう意味では今回のコロナは未曾有の危機といっても良いでしょう。

    そんな危機の中、私たち若者はどう行動していけばよいのでしょうか。

     

    現代はインターネット、特にSNSが普及したことで様々な情報がいち早く伝わるようになりました。

    しかし、情報が伝わりやすくなったというプラスの反面、マイナスの面も大きく露呈してきたように思えます。

    現在のSNS上では様々な情報が錯綜し、根も葉もない噂が飛び交ったり、それを信じる人がいたりして情報の非対称性という問題があちらこちらで生じてしまっています。

     

    様々な情報が真偽もわからずに飛び交えば、もちろんパニックになることは必至です。

    全員が全員根も葉もない虚像を追いかければ、それはもう収集がつかなくなります。

     

    今の時代、インターネットSNSが再隆盛のこの時代において重要なことは、

    本質情報、つまり一次情報を掴むようにし、誤った情報を広めないことです。

     

    これは今回のコロナに限らず、今の時代を生き抜くために必須のスキルです。

    いかに情報の非対称性を埋めて一次情報を掴んで行動できるか、ただそれだけです。

     

    私たちは日々便利なアプリを使うようになりました。

    ニュースも自動で最適化して配信され、YouTubeも似たような動画ばかりレコメンドされます。

    その結果、脳が完全に受動的になっているので、自分で正しい一次情報を取りに行くということがとても苦手になっています。

     

    Twitterで誤情報を掴んで踊らされている人をみると、本当にいたたまれない気持ちになります。

    今の時代、個人もマスメディアと同じ規模の拡散力を持ちます。

    指先一つで何人ものネットワークに拡散できてしまいます。

    誤った情報もねずみ算式に急速に広がるのです。

     

    なので、私たち一人ひとりが一次情報を掴むようにし、誤った情報を広めない。

    情報源に信憑性がなければ、安易に拡散はしない。

    コレを徹底していくだけでいくばくか誤情報の拡散をふせげます。

     

    では次に、一次情報はどこでとるか。

    国や公共機関のサイトで発表されている情報を元に行動しましょう。

    よくわからんジャーナリストやインフルエンサーもあてになりません、一番は専門家監修のもとで情報を出している国家機関です。

     

    偉そうなおっさんが言ってる戯言は、近所でビール飲んでるおっちゃんがその狭窄な視野でポジショントークのために適当言ってるくらいで考えたほうがいいです。

    誰がなんと言おうと、一番国民のことを考えているのは国家機関なのです。

     

    政治思想や、政権批判をしたい人間がそれっぽい屁理屈をつけて国の情報にケチを付けたりしていますが、国が一番当てになります。一次情報をしっかりと見定めて惑わされないようにしましょう。

     

    そんなことない!日本はマスク2枚しかくれないし、給付もくれない!

    保障もない!クソじゃないか?

     

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    masks

    上記の記事でも触れていますが、国は

    • 月7億枚の供給を確保
    • 医療機関には来週1500万枚
    • 高齢者施設、障害者施設、小中学校にも順次支給
    • 郵政の配布システムを使い、再利用可能な布マスクを2枚ずつ配布

    いち早く対処すべきところに少ないリソースで最適なマスク分配をやってます。

    医療機関や施設にまずマスク行き渡らないと医療崩壊しますよね?だったらそこから配るのは当然でしょう。合理的に考えたら、国は本当にしっかりやってますよ。

     

    日本は保障がない!

    アメリカは失業者が1000万件ですよ?それに比べたら日本はイキナリ首になんてせず企業助成金まで出して、国は日本の雇用を支えてるんですよ。

    BBCニュース

    新型コロナウイルスの影響で経済的損害が拡大する中、失業保険給付を求める米国人の数が、2週連続で過去最多を更新した。…

    みなさん、SNSの140文字足らずで流れてくるアホのポエムや、無駄に不安感を煽って広告の再生回数を稼ぐインフルエンサーに振り回されすぎです。

    もっと、ファクトを、一次情報を客観的にみて分析してください。老けるにはまだ早いですよ。

     

    今の若者、私たちがすべきことは

    一次情報を掴むようにし、誤った情報を広めない

    単純ですが、今一番効果があります。

     

    そして、

    余力がある人、自分でサービスを展開していたり、資金に余裕があったりする人は行動しましょう。

    自分で何ができるかをしっかりと考えて行動しましょう。

    サービスの無償提供でも、寄付でもなんでもいいです。

    とにかく、自分にできる範囲で誰かを助けられるような行動をしましょう。

     

    批判ではなく代替案、そして行動

     

    ネット上では批判や評論だけの口先野郎どもばかりでうんざりします。

    批判ではなく、代替案を。そして行動にこそ価値があります。

    外に出る、というのは控えるのは徹底したほうがいいですが、誰かを助けるためにネットで施策を打ち出すことも今はできる時代です。

     

    これは余力がある人だけでいいです。

    私も会社をあげて損失を被ったアーティストさんや、イベント会社さんをサポートしています。

    こんなときだからこそ支え合って。

    みんなで協力してこの危機を乗り越えましょう。

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    https://nabewakashi.com/what-we-do/feed 0
    新型コロナ政策「マスク2枚配布」が大炎上したのはマーケティングの失敗 https://nabewakashi.com/two-sheets-of-masks https://nabewakashi.com/two-sheets-of-masks#comments Fri, 05 Mar 2021 07:00:00 +0000 https://nabewakashi.com/?p=1321 新型コロナウイルスへの対策として、政府から「1世帯につきマスクを2枚配布する」という発表があり、それが大炎上したのは皆さんご存知の通りかと思います。

     

    「散々税金を納めた見返りがこれか!」

    「諸外国は現金給付を行っているのになぜ日本だけマスクなんだ」

     

    と非難や困惑の意見が飛び交っています。

    ただ、感染予防のためにマスクを配布するというのは実際のところ有効なわけです。

    では、なぜこれほどまでにこのマスク配布が大炎上してしまったのか。この記事では、この一件をマーケティングの側面から見て行きたいと思います。

    ※この記事ではマスクの有効性について論じるつもりはありません。あくまでもマスク配布という政策の打ち出し方に関していい方法あったんじゃないかな?というマーケティングに焦点を当てた記事です。

     

    「政府のマスク2枚配布」は伝え方が悪い

    さて、今回の政府の行ったマスクの政策。皆さんは具体的にどういう内容が実施されたか説明できますでしょうか。

     

    マスク2枚配っただけでしょ?…という回答が聞こえてきました。

    その通りなのですが、実はそれだけじゃないんですね。

     

    • 月7億枚の供給を確保
    • 医療機関には来週1500万枚
    • 高齢者施設、障害者施設、小中学校にも順次支給
    • 郵政の配布システムを使い、再利用可能な布マスクを2枚ずつ配布

     

    と、世帯配布に加えて各施設にもマスクを配布しているんです。ご存知でしたか?

    各世帯にマスク2枚だけなんてしょぼい政策ではなく、日本の全機関・全過程に感染予防に有効なマスクを届けるというのが今回の政策だったんです。

     

    しかし、「1世帯にマスク2枚」という一部の政策だけが伝わってしまったがために、諸外国は現金配布なのに日本はマスクだけ?しょぼい!と大炎上に繋がったのです。

     

    キャンペーンを打つときは大きな数字が有効

    さて、今回の政策の全容がわかったところで、マーケティング的な話に少し踏み込みます。

    以下の文章でどちらのキャンペーンにそそられます?(※どちらも期待値は同じとします)

     

    1. ハズレ無し!総額7億円プレゼントキャンペーン!
    2. お一人様300円が当たる!プレゼントキャンペーン!

     

    多くの方はもちろん①に惹かれると思います。「7億円」という数字を見て「おお、大出血だな」とか「夢があるな」など一瞬期待が膨らんだかと思います。

    つまち、キャンペーンを打つ時には大きな数字をどーんと出して、補足で説明を足すような見せ方が有効なのです。

     

    なので、今回政府がメディアにプロモーションを依頼して

    「月7億枚の布マスクの供給を確保、全世帯にマスク配布を実施」

    とでも銘打っていれば、

     

    「すげえ、日本本気じゃん」

    「マスクなかったから助かるわ」

     

    と少しでも1世帯たった2枚というしょぼい印象をいくばくか回避できたはずなのです。

     

    今回の1件に関しては完全にマーケティングの失敗だと思います。

     

    マスコミやメディアの伝え方にも悪意があった

    さて、マーケティングの失敗などと政府を批判して終わりではなく、今回のマスク2枚という政策に批判を集中させた諸悪の根源が存在します。

     

    一部マスコミやメディアですね。

    政策の全容を伝えることなく、「マスク2枚」という言葉のみフィーチャーし記事のタイトルにし、政府批判を展開したこいつらにかなり非があります。

     

    マスコミやメディアは、人の注目を集めれば集めるほどお金になるわけなので、衝撃的なタイトルを付けたいわけです。

    であれば、マスク2枚配布=お粗末な政府の政策という批判記事を書けば国民の感情を刺激して注目を集めることができます。

     

    正しい情報を正しく国民に伝えることが正しいはずなのに、なんともまあ歪んだ報道をしてるわけです。

     

    • 月7億枚の供給を確保。
    • 医療機関には来週1500万枚
    • 高齢者施設、障害者施設、小中学校にも順次支給
    • 郵政の配布システムを使い、再利用可能な布マスクを2枚ずつ配布

     

    これがファクトにも関わらず最後の布マスク2枚、をフィーチャーしたんですね。

    政府もこれからはタイトルをしっかり制御した方が良いですね…

     

    その他にも同じようなご意見の良い記事があったのでご共有です。

    https://note.com/yasusensho/n/n4a358954ccab

     

    まとめ

    政府の方々も各所の調整があり大変なのは察しますが、インターネットメディアやマスコミの発信の仕方やスポットの当て方一つが異なるだけで、立派な政策を打ち出しても支持率は下がる一方です。

    今回のマスク騒動を受け、マーケティングにもこだわったほうが良いなと思ったのでした。

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