3大ウザイ国の一つアフリカのモロッコは本当にウザい国なのか

3大ウザイ国の一つモロッコ

世界には3大ウザい国というものが存在するのをご存知でしょうか?

3大ウザい国とは、インド、エジプト、モロッコを指します。

世界中の旅行者が観光をする際にウザいと感じる国の中でもBEST3入りするのがこの3国なのです。

今回はその3大ウザい国の一つモロッコにいき、そのウザさを体感してきました。

モロッコという国

モロッコはアフリカ大陸北西部にある国で、地中海を挟んでヨーロッパに面している国です。

アフリカといえば黒人ばかりなのかというイメージを持ちがちですがかなり混血が進んでいるため、アラブ人やヨーロッパ系、黒人の混血が進んでいて「ちょっと黒いアラブ人」って感じの人が多いです。

言語はフランス統治時代の名残でフランス語が使えますが、それも一部の地域だけ。

アラビア語やベルベル語といった日本にはあまり馴染みのない言語が主流となっています。

そのためほとんど英語が通じないというなんとも不便な言語環境となっています。

(フランス語やアラビア語が堪能な日本の方なら話は別)

しかし、意外や意外。

モロッコの観光名所は以外と多く、迷宮都市として世界遺産に登録されているマラケシュをはじめとし、

同じく迷宮都市のフェズ、青い街シャフシャウエン、広大な砂丘を有するサハラ砂漠、欧州の窓口タンジェ、白い街タトゥーアンなどなど見どころが満載な国なのです。

シャウエンとサハラ砂漠に関しては以下記事にて魅力を語っているので是非ご一読を。

見るもの全てが青い!モロッコの秘境シャフシャウエン

これぞアフリカの秘境!長年の夢のサハラ砂漠に行ってきた!

なぜモロッコはウザいと言われるのか

さて、話を聞く限りではそんなにウザい印象もないモロッコですが一体何がそんなにウザいのか。

今回実際にモロッコに行ってきたのでそのウザさを余すことなくお伝えしたいと思います!

(ウザさを伝えるという何とも不徳

①どこに行っても商人が超しつこい

勧誘に関しては渋谷や新宿の飲み屋のキャッチが日本では有名ですが、モロッコの比ではありません。

24時間歩いているとどこかしらで声をかけられます。

「ジャポネ?(日本人?)」

「シアナ?(中国人?)」

「こんにちは」

「ありがと」

「御徒町」

などと知っている日本語を並び立てて勧誘してきます。

御徒町なんて言葉どこで知ったんや?

最初は新鮮でこちらも「イエス!」などと応酬するのですが、いかんせんしつこい!!!

日本人は特にカモにしやすいからでしょうか、巻いても巻いても次から次へ。

やっと市街地を抜けて大通りへ出ると、

「ヘイ、タクシー?」「タクシー?」のオンパレード。

もういいだろ、俺が何したってんだよ

もう彼ら、日本でキャッチやった方が儲かると思うよ

かなり神経がすり減ります。

②自称無料ガイドが湧いて出てくる

街を歩いているとおじさんが気さくに話しかけてきて、「ヘイ!マイフレンド!」と言います。

だいたい彼らは「この街を案内してやるぜ!」と言って勝手にガイドをはじめやがります。

金は払わんぞ?無料だな?と念を押したところでほぼ無駄。

最初は無料だとニコニコしながらも最後は自分たちのホームグラウンドでお茶しようとか言ってきて謎に高いチップを払わされます

途中でガイドを門前払いすると、じゃあキャンセル料を払えとか謎の事をぬかしてきやがります。

「いや、頼んでもないのに勝手についてきたんそっちやん!!!理不尽!!!」

私はなんとか一件だけですみましたが、他の日本人は何軒もの自称ガイドにたらい回しにされ金を毟り取られておりました。

日本人は断れないのわかってやがる

人を信じることができなくなりますね♨

③とにかく結婚を勧めてくる

男女問わず日本人は金を持っていると思われているのでしょう。

仲良くなってくると高確率で結婚しようと迫ってきます

モロッコ女性が迫ってくることはありませんが、モロッコの男性が俺の妹やいとこを紹介するなどと言って写真を出してきて

「明日俺の家で18時、お母さんと妹と一緒に飯な」

とか言ってきます。

モロッコでは男性優位の社会が今なお存在し、結婚はあくまで手段であると考えている人も少なからずいるのでしょう。

うーん、好きでもない女の子と無理やりくっつけられてたまるか!!女の子もかわいそうじゃ!!ほんまに。

日本人女性は旅行するときは特に注意です。

甘い言葉でなんか言ってきますが、政略結婚のための一手目と捉えた方が良さそうです。

(全員がそうとは限らないけど!)

④財布を出すポイントに物乞いが多数いる

イスラムの教えに富める者が貧しい者に施すという考えがあり、貧しい人には小額ながらもお金や食事を渡すというのがモロッコでも浸透しています。

本当に困ってそうな人や、老人には私も出来る限りお金を渡してきました。

しかし全員が全員本当にお金に困ってるわけではなく、物乞いを職業にしてる奴らも多くいました。

物乞いは財布を出すポイント、バスのチケット売り場や、ショッピングセンターなどによくいます。

少年がお金をくれと言って近づいてきたので、ああ貧しいんだろうなと思いお金をあげるとわらわらとそれを見た他の少年が群れ集まってきて「マネー」「マネー」といってくるのです。

綺麗な服に清潔感のある髪。

「いやどう見てもお前ら、困ってへんやん!!!」

さすがにこちらも金は有限、たかられたらひとたまりもないです。

一緒に旅していた友人は、オレンジジュースをくれという少年にジュースを手渡したところ飲み干した後ゴミを地面に叩きつけ最後はそのゴミを踏み潰していかれるというビックリイベントに遭遇していました。

飲み物をせがまれ、

boy talked to my fri

渡すと奪い取るようにさっと歩いて行き、

ゴミを叩きつけて、消えて行きました。

trash

さらに強烈だったのは「アッラーアッラー」と言いながらよろよろ歩いてきてお金を渡した途端に、もっとくれと急にシャキシャキしだすおじいさんですね。

金をもらえないとわかるとケッと言いながらスタスタ歩いていかれましたうーん。

⑤各所で危ない薬を勧めてくる

私はタバコも吸わず健全に生きているはずなのに、どういうわけか至る所で怪しげな薬を勧められます

「ハッパ」「ハッシュ」「タイマ」というのが彼らの合言葉。

いらねえよ!!って言ってるのに次の角を曲がればまたお誘いを受ける。

モテモテですね、嬉しくないけど。

変になんか言うよりも無視するのが一番だと気づきました。

⑥我先にと割り込みが普通

モロッコに限らず海外では割とあることですが、割り込まれます。

列をなし秩序を守るという考えを健気に守っているのは日本人だけだというのが悲しくなるくらいに。

もはや戦争

遠慮や配慮をしていると、何もできません。

何くそと言ってこちらも傍若無人といった態度を取らなければこのモロッコでは生きていけないのです、辛い。

モロッコは本当にウザい国だった

結論から申し上げますと、モロッコは本当にウザい国でございました。

もちろん語弊がないように言っておくと全員が全員ウザいわけではなかったです。

親切に道を教えてくれたおねーさんや電車の中で微笑みかけてくれたおばあさん、サハラ砂漠のジークさんなんかはとても優しかったです。

(あれ?軒並み親切なのは女性だけ?)

とにかく総合的に不快な思いをするシーンの方が多かったモロッコ。

世界3大ウザい国に認定されるのもうなずける、ウザさでした。

in morocco
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